2007/5/10

厳しい北極海と130年向き合ってきたヘリーハンセンが、セイリングクロージングをサポート

海洋冒険家、白石康次郎さん、
単独ヨット世界一周(VELUXファイブオーシャンズ)を総合2位でフィニッシュ


「スポーツのある豊かな暮らしを築き上げること」を理念とする株式会社ゴールドウイン(本社:東京都渋谷区/社長:西田明男/東証一部:コード番号8111)の 「ヘリーハンセン」がセイリングクロージングを供給している海洋冒険家・白石康次郎氏は、2007年4月30日(日本時間5月1日)、単独世界一周ヨットレース“VELUXファイブオーシャンズ2006-07”の最終第3レグを2位でフィニッシュ。
これにより、総合でも2位が確定しました。
白石氏はアジアから初めて同レースの最高カテゴリーであるクラスT(オープン60クラス)にエントリー。
トップと約14日間差の118日間と1時間42分で、昨年10月にスタートしたスペイン北部の港湾都市ビルバオに無事戻ってきました。

■第3レグ成績 
1位 ベルナール スタム 11日23時間53分
2位 白石康次郎  12日00時間25分

■最終成績(第1〜3レグ)
1位 ベルナール スタム 103 days,22hour and 10miuutes
2位 白石康次郎 118 days, 1 hour and 42 minutes

2006年10月22日のスペイン・ビルバオスタート以来、2艇が途中リタイヤした第1レグを2位の好位置でゴールした白石さんは、2007年1月14日のフリーマントルから再開となった最長かつ最も困難な第2レグでも第2位をキープ。
4月17日アメリカ・ノーフォークを出発しゴールのスペイン・ビルバオまでの第3レグも2位を好走し、ゴール当日には1位のベルナール・スタムとの差をわずか4マイルまで肉薄。
惜しくも抜くことはできなかったものの、ほとんど時間差なくビルバオに到着し1位のベルナール・スタムとともに待ち受ける群集の歓喜に包まれました。
到着時間は現地時間4月30日17時56分45秒でした。

白石康次郎さんのコメント
「みなさんのご声援のおかげで2位という身に余る順位を獲得することができました。ありがとうございました。
今回の第3レグは気象の読み、タクティクスともにすべてうまく行き、走りには満足しています。
(最後に1位のベルナールと4マイル差まで迫ったが)差がなくなったからといって普段と違う事をおこなうつもりはありませんでした。
最後まで自分の走りを心掛けました。
今後は、まず帰国してご協力していただいた皆様に御礼を申し上げたい。
そのあとのレースのことはそのあとゆっくりと考えたいと思います。」


ヘリーハンセンは今から130年前の1877年、ノルウェーで漁師の為の防水着メーカーとして創業を開始したブランドで、古くから水に関わって来たブランドです。
前回大会(2002年 9月スタート)でも白石氏にウエアを提供しましたが、今回は白石氏のためだけに開発された南氷洋仕様と赤道仕様のオーシャンワンピースのほか、エマージェンシー用のサバイバルスーツやLifa(R)ベースレイヤーなど、60アイテム以上のセイリングクロージングを供給いたしました。
白石さんのウエアは、平成18年度の「現代の名工」を受賞した(株)ゴールドウインテクニカルセンターの沼田喜四司(ぬまだきよし)氏(商研開発統括)が、開発に携わりました。
《ヘリーハンセン、代表的な供給ウエア》
【南氷洋向けワンピース】
・身生地にヘリーテックXPの3層素材を使用し、表に耐海水耐久超撥水の加工済み。赤道用に比べ厚手の素材を使用(極寒地対策)。
・首周りは激しい風雨による水の浸入を防ぐ為、内側はベルクロにて調整可能なアビラスティックカフ、外側は身生地の裏にフリースを貼り、耳上までカバーできる防水・防寒使用、首前立てにはパッド入り。

【赤道向けワンピース】 
・暑熱向けに耐久性を確保した上で、一番薄い素材であるヘリーテックDL(2.5層)の生地を使用。表は耐海水耐久超撥水の加工済み。
・暑さ対策として首周りは衿無しのアビラスティックカフ(ベルクロ調整可)のみ。
・南氷洋用に比べ0.5サイズタイトフッィト仕様(暑熱対応としてインナーが薄い為)。

【南氷洋用・赤道用共通】
・ワンピース仕様である。
・フード(2種類)を共用できる
・フードの仕様は、頭にフィットするように裏地の一部にトリコットを使用し、常に頭の動きに追従する。ドローコードによりさらにフィット感を調整可。一つはフード内にヘッドギアを参考にした衝撃吸収パッドを内蔵しており、突風時に暴れてしまったシート(ロープ)などの簡易防御機能をもたせている。また、ヘッドランプを取り付けられるオリジナルバンド付き(共通仕様)。共に、ヘルメット装着時には、はずせるように取り外し可。
・ストレスポイントにはケブラー(アラミド繊維)による二重の高耐久仕様。
・ハーネスやライフラインを内蔵できる仕様。
・ウェアに取り付けたポケットは白石さん自身が使い慣れたツール(ナイフなど)に合わせた大きさにし、取り出しやすい位置(自身の希望の場所)に必要な数のみ装備。
・袖口は中側にドライスーツと同じゴム製のカフ、外側は身生地をベルクロにて調整可。
・裾口は内側アビラスティックカフ、外側身生地を共に別々にベルクロにて調整できる上、デュバリー製のブーツを装着できる大きさにて対応。
・各スポンサーロゴ入り
・背中には「天如水!」のマーキング入り。
・前立てはダブルストームフラップ仕様。
・膝部分には白石さんの運動時に合わせた位置に内側に衝撃吸収パッドを内蔵。
・完全防水・透湿使用。表には耐海水耐久超撥水加工である、スプレーテックαオーシャンの加工済み。
 

株式会社ゴールドウインテクニカルセンター: 〒932-0193 富山県小矢部市清沢230/TEL: 0766-61-4800(代)

◆現代の名工とは
厚生労働省が毎年、卓越した技能を持ち、その道で第一人者と目されている技能者を表彰するものであり、昭和42年の創設以来、技能者の地位及び技能水準の向上を図るとともに、技能の世界で活躍する職人や、技能の世界を志す若者に目標を示し、夢と希望を与えてきた。毎年約150名の方々に対して表彰が行われる。



白石 康次郎(しらいし こうじろう)プロフィール
1967年 東京生まれ鎌倉育ち。
神奈川県立三崎水産高等学校 専攻科卒業(機関)

1986年 第一回単独世界一周レース(BOCレース)優勝の故多田雄幸氏に弟子入り。
1991年 シドニー−伊豆松崎 太平洋単独縦断に成功。
1993年 <スピリット オブ ユーコー>で 世界最年少単独無寄港世界一周を達成。(26歳)
1995年 アドベンチャーレース「エコ・チャレンジ」に出場。
1997年 2月  世界で最も過酷なアドベンチャーレース「レイド・ゴロワーズ」南アフリカ大会で日本人最高の11位。
1998年 8月  世界的セイラー ブルーノ・ペイロンの愛艇<巨大カタマラン エクスプローラー号>
太平洋横断世界新記録樹立(横浜〜サンフランシスコ 14日17時間)クルーとして参加
2000年 1月1日 「鉱次郎」を「康次郎」に改名。
2002年 9月  『アラウンド・アローン』 スタート。
2003年 5月  『アラウンド・アローン』 クラス II 4位でゴールする。
2006年 10月22日 単独世界一周ヨットレース「5OCEANS」クラス I に日本人初挑戦。
2007年4月30日(現地時間) 単独世界一周ヨットレース「5OCEANS」クラス I 総合2位でゴールする。


単独ヨット世界一周レースVELUXファイブオーシャンズとは
4年に1回開催されるヨットレース。
2006年10月22日にスペイン北部の港湾都市ビルバオをスタート。
途中、オーストラリアのフリーマントルと米国東海岸のノーフォークに寄港し再びビルバオに戻る、全3レグ(区間)、総航程3万マイルを超えるタフなサバイバルレースです。
白石氏が出場するのは「オープン60」クラスでアジア人初の出場です。


HELLY HANSEN (ヘリーハンセン)  http://www.goldwin.co.jp/hellyhansen/
1877年、ノルウェーで漁師の為の防水着メーカーとして創業。
以来南極探検隊のサポートなどで得たノウハウで高機能アウトドアクロージングを提供しています。ゴールドウインでは、1983年よりヘリーハンセン社(ノルウェー)と戦略的パートナーシップを組み、ブランドビジネスを展開しています。

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