PLANET

美しい自然環境を
次世代に確かに受け渡す。

美しい自然は、スポーツを行う私たちのフィールドであり、地球環境の保護に貢献し、自然との調和を図りつつ企業活動を行うことは、すべての企業に課せられた責任です。当社は「地域社会と共存できる企業を目指す」ことを環境方針の中で定め、持続的かつ積極的に、自然環境の保護に取り組んでいます。私たちは、人々がスポーツを楽しめる豊かな自然を次世代に確かに受け渡すことを誓います。

美しい自然は、スポーツを行う私たちのフィールドであり、地球環境の保護に貢献し、自然との調和を図りつつ企業活動を行うことは、すべての企業に課せられた責任です。当社は「地域社会と共存できる企業を目指す」ことを環境方針の中で定め、持続的かつ積極的に、自然環境の保護に取り組んでいます。私たちは、人々がスポーツを楽しめる豊かな自然を次世代に確かに受け渡すことを誓います。

つくる責任つかう責任

当社では、スポーツ用品メーカーとして環境のためにできることを、GREEN IS GOODのコンセプトのもとで展開。「繰り返し使う」「選んで使う」「大切に使う」をキーワードに、製品づくりから回収・再生の各段階にて、緑の地球を守るための多彩な取り組みを実践。SDGsの目標12「つくる責任つかう責任」への貢献を目指しています。

スポーツ用品メーカーとして環境のためにできることを、
GREEN IS GOODのコンセプトのもとで展開

環境に配慮した製品の開発、楽しみながら環境への負荷を減らせるようなアイデアなど、スポーツ用品メーカーとして環境のためにできることを、GREEN IS GOODのコンセプトのもとで展開しています。

このコンセプトのもと、循環型リサイクルシステム「GREEN CYCLE」、環境負荷を抑える素材を選んで使う「GREEN MATERIAL」、長期間の着用・使用を目指した「GREEN MIND」の3つを柱に、アクションを展開しています。

「GREEN CYCLE(繰り返し使う)」の取り組み:
循環型リサイクルシステムの仕組みを強化

GREEN CYCLEは、使用後の製品を回収して新たな製品として再生する、循環型のリサイクルシステムです。
当社はGREEN CYCLEを2009年から開始。当初は、当社製品のポリエステル、ナイロン製品の回収・ケミカルリサイクルを行い、2013年からはダウン(羽毛)ウエアの回収・リサイクルを実施、2015年からはアイコレクトジャパンとのパートナーシップにより、当社製品以外のメーカーやブランドの服も着用の状態にかかわらず回収してきました。石油から製造した場合と同レベルの高純度原料に戻して再生するため、限りある化石燃料に頼らずに、今ある製品からエンドレスに新しい製品をつくることができ、エネルギー使用量、CO2排出量を大幅に削減します。
そして2018年2月に日本環境設計株式会社ともパートナーシップを組み、回収したすべてのポリエステル製品を再生ポリエステル樹脂としてリサイクルしていく「BRING」システムを導入しました。

【新たなGREEN CYCLEの仕組み】
当社店頭にて回収した製品は、アイコレクトジャパンにて仕分け・活用され、再び服として活用できないポリエステル製品は日本環境設計に渡され、新たなポリエステル樹脂へ再生されます。そして再生ポリエステルを使用した新たなスポーツウエアを当社が製造・販売していくリサイクル循環システムを構築していきます。
【2017年4月1日~2018年3月31日の回収実績】
回収件数:3,858件(前年度対比181.0%)
回収重量:2,400.5kg(前年度対比157.2%)
CO2削減量:18,055.5kg-CO2(前年度対比157.2%/環境省3R見える化ツール簡易版より)

不要になった学校体操着を回収し、リサイクル

当社では不要になった学校体操着の回収を2012年度から毎年実施しています。回収する体操着は、当社が企画・製造・販売を行った体操服のうち、リサイクル対応素材使用の製品。回収後は、循環型リサイクルシステム「GREEN CYCLE」により、ポリエステルの原料へとリサイクルしています。
2017年度は、富山県の3高校に回収ボックスを設置し、54枚を回収しました。

循環型社会に向けての取り組み

【人の健康と環境にやさしい商品の開発・販売】
当社は環境方針として「人の健康と環境にやさしい商品の開発・販売」を掲げております。この目的を達成するため、2017年度は管理指標として「環境にやさしい商品の販売比率」を13%以上とすることを目指しましたが、残念ながら販売実績は11.0%にとどまり、目標値には届きませんでした。また販売金額では前年比97%と減少しましたが、環境配慮素材を使用した製品の売上は前年から微増しました。この結果を受け止め、環境配慮型商品の開発・販売、製品回収への取り組み、店頭での回収BOXの設置、グリーンダウンリサイクルプロジェクト、アイコ社との協働による製品回収リサイクルなどを、さらに推進してまいります。

「GREEN MATERIAL(選んで使う)」の取り組み:
玉ねぎの外皮を染料として利用したスポーツ衣料

当社と小松精練株式会社は、共同開発した特殊な技術により、玉ねぎの外皮を用いてメリノウールを天然色素と化学染料でハイブリッド染色したスポーツ衣料の製品化に、世界で初めて成功しました。当社が展開する「Icebreaker(アイスブレーカー)」ブランドで、2018年1月より販売しています。
天然染色の製品は美しい反面、色落ちしやすく、従来はスポーツ衣料に用いるには難しいものでしたが、今回開発した染色技術では、色落ちしにくく、美しい色合いが楽しめます。また、廃棄される予定の玉ねぎの外皮を染料として利用し、環境への配慮と自然界との共生を目指しています。

修理体制

大量生産・大量消費・大量廃棄の社会経済システムを変え、生産と消費の形態を持続可能なものにしていくことが求められています。当社では40年前からザ・ノース・フェイス商品の修理体制を整え、お客様に商品を長期にわたって利用いただけるよう取り組んできました。

「GREEN MIND(大切に使う)」の取り組み:リペアサービス

当社では1978年に「ザ・ノース・フェイス」の商品を取り扱い始めた40年前から「もし素材や製造上の欠陥が原因であれば、代金は一切いただきません。その他の場合は、適正な価格で修理いたします」というポリシーを徹底したリペアサービスを行っています。現在は、「ザ・ノース・フェイス」をはじめとしたアウトドアブランドの製品に限らず、モーターサイクルウエア、スキーウエア、アスレウエアなども対象としています。

環境への関心の高まりなどにより、製品の使用期間は長期化する傾向にあります。それを受けて修理依頼も増加し、2004年の時点で年間3,500件程だった依頼は、2017年には12,600件と3.6倍に増えました。

【ゴールドウインテクニカルセンター】
富山県小矢部市にあるゴールドウインテクニカルセンターは、当社取扱い商品の一部生産を行えるほどの設備と技術を備え、新製品開発のほか、ザ・ノース・フェイス商品などの修理業務を担っています。

熟練した職人の技術力

富山のゴールドウインテクニカルセンターでは、縫製、溶着、修理業務などを、最新の機器を活用しながら熟練のスタッフが手作業で行っています。
最新のテクノロジーが施された素材に、さらに高い機能性やこだわりを実現するのは、機械ではなく、こうした富山の熟練した人の技術によるものです。
何種類もののミシンを使いこなす「多能工」というスタッフも多く抱えており、特に修理業務に関しては、このようなスペシャリストが担当。
基本的に1着の修理に対して1人の職人が担当します。職人はそれぞれ商品の構造と作り方を理解し、1着すべてを作ることのできる技術を持っています。

【REPAIR SAMPLE 01】
ゴアテックスを使用したシェルの背面右肩付近の破れ

【REPAIR SAMPLE 02】
インサレーションジャケットの袖口とアジャスター部分のダメージ