Tomoya Ishii Akito Watabe Akiyo Noguchi
Tomoya Ishii Akito Watabe Akiyo Noguchi
  • #oo1

    Interview with Akito Watabe

    変わっていく自分に、興味を失わないこと。

  • #oo2

    Interview with Akiyo Noguchi

    やり残したことは何もない、と思えるまで。

  • #oo3

    Interview with Tomoya Ishii

    これが最後かもしれないと思って、挑む。

Yuichiro Miura
Yuichiro Miura
  • #oo4

    Interview with Yuichiro Miura

    年齢という未知なる可能性に挑む。

人は立ち止まる。私は走り続ける。

世界で戦う人は知っている。勝利が自分を強くすることを。高い目標がエネルギーに変わることを。挑戦が人生を豊かにすることを。走り続けるために必要なもの。その全てをスポーツウエアに。スポーツとともに生きる人たちへ。

#oo1

Interview with Akito Watabe

変わっていく自分に、
興味を失わないこと。

ワールドカップ優勝17回、準優勝27回。
2017/18シーズンには初めての個人総合優勝を果たすなど、
長年に渡って世界トップクラスに君臨する渡部暁斗は、
それでも結果に満足しない。歳を重ね、経験を積み、
変化し続ける自分と向き合い、戦い方を変えていく。
まだ見ぬ景色を目指して、渡部暁斗は走り続ける。
渡部暁斗のお気に入りアイテムはこちら

Q 雪のない季節にもさまざまなトレーニングをされていると思いますが、日々のトレーニングにおいて大切にしていること、気をつけていることは何でしょうか。
A 練習と体の回復のリズムが大切だと思います。そこを見極めるのは、自分です。たくさんの失敗とちょっとした成功が、今の自分の感覚や判断を作っていると思います。年齢を重ね、トライ&エラーを繰り返して経験を積み、自分にとって最適な事が判断できるようになってきました。
  トレーナーに任せっきりするのは、数年結果残すだけなら問題ないのだと思いますが、長年結果を出し続けるには、自分で判断していかないと次に繋がるものがありません。
短期集中決戦ではなく、長くトップにいたいという考えがあります。例えるならば、爆発的に売れる流行商品を作るのではなく、ロングセラーを目指してものを作っていく感覚です。もちろん、すぐ結果を出したいという思いもありましたが、自分にはそこまでの才能がなくて、若い時に大きな結果が出なかったのです。そして、結果が出したいけど、出せないことと、これまで向き合ってきました。
Q 自分自身に向き合い続けるには強いメンタルが必要だと思いますが、その秘訣はありますか。
A 県民性かもしれません。長野県白馬の出身なのですが、方言で「なから=だいたいこんなもの」という言葉があります。このくらいあれば十分でしょ、というメンタルです。とことんやる!がないところで育ちました(笑)。「なから」で切り上げると、日々常に前に進んでいけます。感情の振れ幅が大きければ、浮き沈みをコントロールして波は作りやすいですが、あくまでも一発の波です。僕は「なから」で穏やかに、着々と自分と対峙して、前に進みます。心中はドキドキしていますが(笑)。
Q 飛行機での長距離移動が多いと思いますが、どのようにコンディションを整えていますか。
A あまり気にしないことだと思います。何でも食べる。郷に入れば郷に従え。海外に行ったら、土地にある食事を楽しむようにしています。唯一気をつけているのは、消化のためによく噛んで食べることでしょうか。栄養素を綿密に考えすぎると途中で嫌になってしまいます。美味しいものを美味しく適度に食べることが一番だと思います。そうすると栄養素も十分取れています。
Q 世界で戦い続けるために必要なこと、常に心がけていることは何でしょうか。
A 興味を失わないことです。競技だけではなく、結果を出し続けるには、いろんな物事に興味を持つことが大切だと思っています。ちょっと一歩踏み込んで見ないとわからないことがいっぱいありますよね。自分を変化させていって常に思っています。そして、変わっていく自分に興味を失わないことも大切だと思います。物事に興味がなくなって、競技だけになったら、自分は変化が出なくなり、結果はついてこないはずです。
他の国の文化、人との会話に興味を持たないと、自分の幅が広がらない。自分の器を広げていきたいです。ただ、根本の自分にある「日本の誇り」は、忘れてはいけないとも思っています。生まれ育ったところが好きだというふるさとへの愛も一つです。綺麗なところに生まれ育ちました。芯を持って、変化し続けることで、次のステップに行けたらと思っています。
渡部 暁斗わたべ あきと
1988年生まれ 長野県白馬村出身
日本を代表するノルディック複合スキーヤー。
オリンピック2大会(2014年ソチオリンピック、2018年平昌オリンピック)個人ノーマルヒル銀メダリスト。FISワールドカップノルディック複合2017-18シーズン個人総合1位、2018-19シーズンは個人総合2位。2019世界選手権では銅メダルを獲得。

#oo2

Interview with Akiyo Noguchi

やり残したことは何もない、
と思えるまで。

2008年、日本人初のボルダリングワールドカップ優勝。
年間総合優勝を4度達成するなど、日本のクライミング界を
牽引してきた野口啓代には、最後のゴールが待っている。
声援を送り続けてくれた人々のために。
ともに戦い続けてきた仲間たちのために。
集大成に向かって、野口啓代は走り続ける。
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Q 数々の大会で輝かしい成績を残されていますが、どのようにコンディションを整えているのでしょうか。
A まずは、常に身体をいい状態に保つよう、身体のケアとコンディショニング、クライミング以外でのトレーニングの時間をかなり取っています。身体が崩れていたり、万全でない状態でトレーニングしても効率が悪いし怪我のリスクもあるので、基礎やベースをとことん追求しています。
  ケガをするとこれまで積み重ねてきたものが無駄になるので、常に体の状態、そして違和感に繊細であること。少しでもいつもと違うなと思ったら、無理せず回復に努めたり、コンディショニングをするようにしています。
Q 世界で戦い続けるために必要なこと、常に心がけていることは何でしょうか。
A トレーニングやコンディショニング、食事やメンタルなど、磨けるところは本当にたくさんあると思います。わたしはそれに加えて、よりたくさんの方に応援してもらえるにはどうしたらいいかを心がけています。
  より地元の方や身近な方々の応援が力になると思っています。戦い続けるために必要なのは、自分のクライミングの進化を信じること。そのためには弱点をなくし長所を増やし、そして自分の強みをさらに高めていくことが大切だと考えています。
  モチベーションを保つために大切なのは、目標を明確にすることです。絶対に金メダルを獲ると言葉にする、イメージをすること。そして1日1日を無駄にせず、本番当日に「やり残したことは何もない」という気持ちで臨める準備をしています。
Q これからの目標や夢を教えてください。
A 自分の持てる力を出し切ること。そして、自分の人生を悔いなく過ごすことです。
  今年の世界選手権でずっと目標にしてきた大会への内定を頂くことができました。競技生活最後と決めた2020年夏過去最高のパフォーマンスがしたいです。そして、世界選手権では銀メダルだったので、今度こそは金メダルを獲得したいです。
  私はまだ競技生活を終えた後、何がしたいか決まっていないのですが、ここからのラスト一年を通じて、これからやりたいことを見つけられたらと思います。これから自分がどんな風になるんだろう、どんな風にしていくのだろう、と考えるとワクワクします。
野口 啓代のぐち あきよ
1989年 茨城県出身
プロフリークライマー。日本が誇る世界屈指の女性クライマー。
ワールドカップ通算21勝。2008年に日本人女性として初めてボルダリング ワールドカップで優勝。さらに2009年、2010年、2014年、2015年には年間総合優勝。 2018年にはコンバインドジャパンカップ、アジア競技大会で金メダルを獲得。 2019年東京・八王子で開催されたスポーツクライミング世界選手権では女子コンバインドで銀メダルを獲得。
2020年も大きな活躍が期待される。

#oo3

Interview with Tomoya Ishii

これが最後かもしれないと思って、挑む。

3度の大怪我を克服し日本のタイトルを完全制覇。
平昌オリンピックにも出場した石井智也は、
今まさに世界ランキングを駆け上ろうとしている。
日本からオーストリアに拠点を移し、世界の舞台に本格参戦。
真の頂点を目指して、石井智也は走り続ける。
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Q 海外での転戦で移動も多く、身体の負担は大きいと思われますが、身体をどのようにケアされていますか。
A 怪我が多いので、年齢を重ねるごとに体のケアを大切にしてきました。トレーニングする前に、日々同じウォームアップをして、今日はここの部分が体が固いなあとか、ハリがあるなと、日々の違いを感じ、ケアしています。また、ウォームアップして温まった体が冷えないよう、保温性のあるウエアを着用し、気をつけています。
  コンディションを整えるために気をつけているのは、睡眠と食事。そして、身体の状態を把握しケアをすることです。
Q 世界で戦い続けるために必要なこと、常に心がけていることは何でしょうか。
A 自分の最終目標に対し、一年一年の結果を残していくことが大切だと考えています。レースは、これが最後のレースだと思って、毎回出場しています。3年前に怪我をしてから、準備もそうだし、レースも悔いが残らないようにという思いが強くなってきました。これが最後かもしれないと思って、挑むことが大切だと思っています。ただ、どれだけ準備しても「ああしておけばよかった」と思ってしまいますが(笑)。なるべく、それがないように、日々悔いなく頑張ることで、2年後に繋がればと思っています。
悔しい思いをしていることが多いので、それをきっかけとして頑張ったのが今に一つ一つ繋がってるのかなと思っています。人に「才能がある」と言ってもらえることもありますが、才能がある人は他にもっとたくさんいますから。ただ、スキー競技の中で「スキー(操作)」は上手な方だと思います。海外で練習していると、コーチにもお褒めの言葉を頂くこともあります。速さではなく、操作やターンなど。最近は、結果を求めるので、コースの戦略など探求して、よりシビアに変化していると思います。
  世界で戦い続けるために大切なことは、常に学び、研究し、より良くなるためにはなにが必要か実践し考えることだと思っています。
Q これからの目標や夢を教えてください。
A 今後ですが、競技生活を終えた後もスキーとは繋がっていくと思いますが、今は想像ができません。
  スキー場にいるのが好きです。それは子供の頃からです。友達と会ったり、練習がない時にも行っていました。これまで、一度もスキーを嫌いになったことはありません。嫌なトレーニング、ハードな辛いトレーニングはありますが(笑)。
  ここまでこれたのは、周りのサポートしてくれる全ての人のお陰です。自分一人じゃ出来ていないことも、サポートしてくれる人がいるから、やるし、ここまできました。決して、一人では、きつい練習も、コントロールも出来ていないと思います。手助けしてくれたり、サポートしてくれたり、「もっともっと」と声かけてくれる人がいるから、頑張れるんです。
頑張り続けるためにしていることは、大きな目標と小さな目標を作ることです。そして寝る前になりたい自分をイメージすること。小さい頃から、自分は世界で一番になりたいという目標があって、その目標を胸に刻んだまま、今に至っています。中学校の時の先生に教えてもらったのです。「表彰台に立つことを寝る前に想像して、ニヤニヤしながら寝なさい」と。
  未来とは、自分の行動によって変えることができる可能性なのだと思います。
石井 智也いしい ともや
1989年5月23日生まれ 北海道出身 ゴールドウインスキークラブ所属
全国中学、インターハイで優勝経験があり、2008年スペインで行われた世界ジュニア選手権のSL種目で日本人として3人目の銅メダルを獲得。その後、3度の大怪我から復帰し2017年全日本選手権阿寒GS種目にて1本目はスタートから安定した滑りでラップタイム、2本目も完璧な滑りを見せ、2位に1秒以上の差をつけて完全優勝を果たし、平昌出場の切符を手にした。今シーズンも海外を拠点としてトレーニングを重ね、2018年全日本選手権阿寒GS種目で優勝しオーレ開催の世界選手権に出場。現在全日本選手権大回転2連覇中、3連覇を目指す。
2017年 全日本スキー選手権大会アルペンGS 優勝
2018年 全日本スキー選手権大会アルペンGS 優勝
2019年 オーレ世界選手権GS 24位

#oo4

Interview with Yuichiro Miura

年齢という
未知なる可能性に挑む。

世界七大陸の最高峰制覇。世界最高齢でのエベレスト登頂。
これまで数々の偉業を達成してきた三浦雄一郎は、
87歳になった今でも何かに取り憑かれたかのように挑み続け、
ギネスブックを書き換える。自分がおもしろいと思うことを試す。
今まで誰もやったことのないことにチャレンジする。
前人未到のさらに先へ、三浦雄一郎は挑み続ける。
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Q プレーヤーとしての目標、ひとりの人間としての目標を教えてください。
A プレーヤーとしての今の目標は3年後、90歳でアフリカ大陸の最高峰キリマンジャロに登ることです。キリマンジャロは、私の父が当時77歳で登った山なんです。七大陸の最高峰を再び登ってみたいと考えています。ひとりの人間としての目標は、年齢という未知なる世界の可能性への挑戦です。
  私にとっての「未来」とは、100歳を越えてもスキーや山登りを続けられること。そして、後から続く者たちに示せる希望です。
Q コンディションを整えるために大切にしていることや実践していることは何でしょうか。
A 実践していることは、ヘビーウォーキング。背中にザック、足に錘をつける、負荷をかけたトレーニングです。コンディションを整えるということで必要なことは、いつも心に「夢」と「希望」を抱くことだと思ってます。
Q モチベーションを保ち続けるために大切なこと、実践していることは何でしょうか。
A ワクワクすること。これができたら最高だ!と思えるものを見つけて、どんなに厳しくても辛くとは感じずに、まずは楽しんでいくことです。
Q 世界で戦い続けるために大切なことは何でしょうか。
A 87歳になろうとも「歳」を言い訳にせずに、怪我、病気をしてもそれを克服しようと思う心。超高齢になっても人類、人間の可能性を高めたいと思う気持ちと好奇心があるから、挑み続けます。そこに「歳」があるから。乗り越える壁があるから。それが、私の挑み続ける理由です。
三浦 雄一郎みうら ゆういちろう
1932年 青森県生まれ ミウラ・ドルフィンズ代表
数々の挑戦と記録を残している日本を代表する冒険家、プロスキーヤー。
2013年80歳にて3度目のエベレスト登頂に成功し、世界最高齢登頂記録を更新。2019年86歳で、南米最高峰アコンカグア登頂とスキー滑降に挑戦をした。

ABOUT

人は立ち止まる。私は走り続ける。

時代に流されることなく、自分のスタイルにこだわる。
自然やスポーツとともにある豊かな人生を謳歌する。
そんな価値観をもって世界で活躍する4人のアスリート。
年齢や性別や国境といった枠を超えて走り続ける人を、
私たちGoldwinはサポートしていきます。