国際A級スーパークラス 藤波 貴久

 ここルクセンブルクでは、大きな問題がありました。
事の発端はスペイン選手権第1戦。
今年はスペイン人以外のライダーも多数参加。。。ということだったのですが、それにスペインライダーが猛反対!!
「スペイン選手権なのだからスペイン人以外のライダーは出場するな!
ランプキンや藤波がおれたちの選手権を走ってポイントを持っていくのはおかしいじゃないか!!」といったもの・・・。
その結果多くのスペイン人ライダーはレースをボイコット!!
 しかしこの他国ライダーの参加という事情は去年の12月にも決定していて、
そのことはスペインライダーも承知の上でスペイン選手権参加のサインをしているのに、
レース前日の今になって言うことじゃないと、トライアルの会長が逆に大激怒!
 それが大問題に発展し、結果そのボイコット騒動に同調した多くのスペイン人ライダーは
ライセンスの1ヶ月間停止処分を言い渡され、世界選手権も出場見合わせになってしまったのです。
という理由でトップライダーの大部分を占めるスペイン人ライダーの不参加により、
ここルクセンブルグの出場人数がガクンと減り、なんだかちょっと寂しい感じもしました。


 今回のセクションは森の斜面に大きな岩を設置して作った人工セクションが多いコース。
どちらかというとインドアのような感じ。
地面はグリップが良くドライなセクション。
その為、難易度は低く、一つのミスが結果に大きく響いてくると思われました。
前日からバイクの調子に悩まされていた僕は、当日も本調子という具合には行きませんでした。
それに追い討ちをかけるようにリアサスペンションの故障。
1ラップ目は散々なものになってしまい、2ラップ目に追い上げに入るものの、
1ラップ目の点数が大きく響き4位と後退してしまいました。

 2日目。レース直前までバイクの調整に追われ、結局不完全なままのスタートとなってしまい、
この日も思うように結果が出せませんでした。
多少セクションの変更はあったものの、難易度は前日とほとんど変わらず、この日もまた神経戦を強いられました。
 結果、点数に大きな差はつかず、トップ5までが近差でレースを終え、僕は今回もまた表彰台を逃し4位となりました。
情けない限りです。
 
もてぎに良い調子で望めるように次のドイツで良い結果を出したいと思います。