the World is yours CAMPAIGN

HELLYHANSN × 金安 亮

「その時に求めてもらっていることと、僕が描きたいものがマッチするといいなと思っています」

大阪で活躍後、現在は生まれ故郷である岡山県倉敷市で活動するイラストレーターの金安 亮さん。
シンプルなタッチのイラストは、国内外の雑誌やアルバムジャケットなどでもおなじみですが、
今回の「the World is Yours CAMPAIGN」でも、セーリングのイメージをポップに表現してくれました。

Q1.ヘリーハンセンというブランドについて持っていたイメージは、どのようなものでしょうか?

セーリングやヨットのブランドというのは知っていましたけど、どちらかと言えば90年代から2000年代のヒップホップの人が着ている印象が強いですね。ヒップホップの人って、古着とか何の脈絡もないところから持ってくるじゃないですか。そういう意味でも珍しいブランドだなって。

Q2.ヘリーハンセンはノルウェーの防水ウェアメーカーとして誕生したブランドで、水や自然と人とのより良い関わり方をテーマにしています。自身のライフスタイルで何か共通点はありますか?

昔は刺激の少ないこの田舎(倉敷)から出たくて都会に行って仕事をしていたんですけど、だんだん人混みとかが苦手になって来たんです。こっちは田んぼとかもすぐそこにある環境で、昔よりもこういう自然なものに興味が向くようになっていますね。

Q3.何(誰)に影響を受けて、アートやグラフィックの道に進んだのでしょうか?

高校時代は雑誌の『Relax(リラックス)』が好きで、ジェフ・マクフェドリッジとかマイク・ミルズとかに憧れていました。それでデザインの学校に通って、大阪でテキスタイルデザインの仕事をしてたんですけど、インスタが流行り始めた頃に、何となく自分で描いた絵をアップしはじめたんです。そうするうちに雑誌とかからお仕事をいただくようになって。イラストレーターになるつもりじゃなかったので、自分が驚きましたね。もっと早くやっとけば良かったなって(笑)

Q4.クリエイティブをする上で、最も大切にしていることは何でしょうか?

僕自身はあまり自分を"アーティスト"だとは思っていないので、依頼をしてくれた人がどんなものを欲しがっているのかを考えますね。でもその一方で僕がその時に描きたいタッチも多少変わるので、その時に求めてもらっていることと、僕が描きたいものがマッチするといいなと思っています。

Q5.今回のテーマは「BE WITH WATER(水とともにある暮らし)」、「curiosity(好奇心)」です。自身が好奇心を抱くものはどのようなものでしょうか?

音楽とかも昔よりどんどん聴くジャンルも広がったりして楽しいですけど、やっぱり自然のものかもしれないですね。大阪にいた時はカエルとか虫とか全然ダメだったんですけど、子どもと一緒に遊んでいるうちに平気になって、つかまえたカエルを飼ったり、生態を調べたりするのが楽しくなってきました。

Q6.今回のグラフィックにはどのような想いを込めているのでしょうか?

ヨットやセーリングにはあまり馴染みはなかったんですが、実は少し前から憧れがありました。あまり説明的な作品にはしていませんが、今回のテーマから、"一歩踏み出す"感じをイメージして制作しました。

Q7.このグラフィックは、どのような人が着て、どのような想いを持って欲しいですか?

自分でも服を作っているのですけど、「どういう人に」っていうのはあんまり考えないんです。逆にどういう人が買ってくれるのかっていう方が興味ありますね。「何でこのグラフィックを選んでくれたんですか?」って聞いてみたいです(笑)

ARTIST PROFILE

1981年、岡山県生まれ。大阪のデザイン事務所でテキスタイルデザイナーとして活躍後、イラストレーターとして独立。現在は生まれ故郷の岡山県倉敷市に移住し、国内外の雑誌、 広告、書籍、TVCMなど幅広い分野で活動中。

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