UTMF&STY出場ショップスタッフ
トレイルランニングとウエアを語る(前編)

日本初の100 マイル(160km)超えのトレイルランニングレースであり、
ワールドツアーにもなっているウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF)。
静岡から山梨をコースとするSTY も同時開催される大会には、
THE NORTH FACE をはじめ多くのショップスタッフも参加しています。
今回はレースに参加したスタッフの中から、THE NORTH FACE 原宿店の葛西副店長、
世界初のランニング専門店THE NORTH FACE FLIGHT TOKYO の鵜野店長、
そして、2016 年春に東京 ・外苑前にオープンしたNEUTRALWORKS.TOKYOの佐々木さんに
UTMF・STY やトレイルランニングの魅力、ウエアの大切さを語ってもらいました。

店長や先輩に誘われて足を踏み入れた、トレイルランニングの世界。

佐々木 トレイルランニングは当時在籍したショップの店長に誘われて始めました。それまでフルマラソンをしていましたが、
一度トレイルランニングを走ったらロードと違う圧倒的な自由さにはまってしまいました。
葛西 自分が始めたのは7,8年ほど前のイベントがきっかけでした。やっぱり当時の店長に誘われて(笑)
鵜野 以前は山登りをしていましたが、山登りなら泊まりで行く距離をトレイルランニングだと日帰りできたりするのが魅力ではまりました。自分も仕事の大先輩にトレイルランニングをする人がいたのがきっかけでしたね。私は今年、UTMFに出ましたがおふたりは?
葛西 私はまだUTMFに出場したことはなくて、STYに出場しました。
佐々木 自分は1日目UTMFに出て、2日目にSTYも出場できることになったので参加しました。2日目はスタートからシビアな天候でしたね。正直、STYのスタート時に少しだけ後悔しました(苦笑)

あいにくの悪天候だったUTMFとSTY。ウエアの有無が明暗を分けた。

鵜野 今年は天候の都合でUTMFが44km までのルートに短縮されて、STYに限っては途中で中断になってしまいましたね。
葛西 本当に心から残念でした。自然が相手だから、仕方ないのですがSTYはスタート時にすでに雨でした。最初の休憩所で一時中断になって、1時間ほどずぶ濡れの状態で待たされてたのがきつかったですね。中断か続行かはっきりしなかったのですが、いつでも走り出せる準備だけはしておこうと防寒着を持っていたのが正解でした。たくさんの人がテントのストーブの周りでブルブル震えていたので、防寒着を携帯する大切さを教えてあげておきたかった。
鵜野 あたたかいウエアは持てる荷物が限られるレースでは負担になるから、できれば身軽でいたい気持ちもわかりますけどね。レース当日は雨の予報で警報も出ていたので、濡れと保温の対策は外せないと判断していました。
佐々木 THE NORTH FACEのスタッフに寒さで震えている姿はなかったと思います。やはり、このスポーツとウエアの特性をよく知っている、というか。さすがにみんな準備万端で望んでたのがわかります。 葛西 高地で体を動かせない時間が長く続くと、低体温症も十分にありえるし、寒さが辛いとレース自体が楽しめなくなります。
佐々木 一度、芯から冷えてしまうとまともに走れなくなってしまうし、体が冷えてしまうとメンタル面にもくるんですよね。心が折れないようにするためにもウエアはやっぱり大切です。

トレイルランニングの意外な必須アイテム?光電子®のボディーウォーマー。

佐々木 ウエアで天候の変化に対応するのと同じように、自分のコンディションを調整することも大切ですね。私は、防寒対策として光電子を使ったライトヒートジャケットを持って行きましたが、それ以上に手放せなかったのが光電子のボディーウォーマーでした。お腹が強くないので、寒い時期のレースでは頻繁に着用してパフォーマンスが落ちないように心がけています。
鵜野 私も光電子のボディーウォーマーを持って行きました!やはりお腹の冷えが気になってしまうのと、走っている間は体の上下動が大きいので内臓が疲れやすいものです。あたためることで直接効果があるかはわかりませんが、ボディーウォーマーで守っていると安心できて、それが頑張る力につながっています。
佐々木 腹巻きとしてだけでなく、実は首にも巻けるし、頭にも使える。ボディーウォーマーは作りがシンプルなだけに工夫次第で活用シーンが広がって、実際のレースとなればその便利さがリアルにわかります。 葛西 ショップでお客様に説明するときも自分で体験したことって一番伝えやすいし、伝わりやすいですよね。ウエアで相談してくれる方が明確にクリアしたい課題を持っているとは限らない。むしろ、漠然とした準備不足への不安であることが多いです。
鵜野 だから自分がレースに出たときの話を例に挙げると、山でのシーンやウエアの機能がとても具体的になるし、何より興味も持っていただきやすくなります。今回のUTFMでの経験も役立つ形で積極的に話していきたいと思います。

(後編へ続く)