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道具やウエアの進化とともに、
どれだけ新しい映像表現を拓けるか。
自分の進化が問われている。

Vol. 02Vol. 02

アウトドアカメラマン
平賀淳Jun Hiraga

大自然に身を投じて被写体と向きあう平賀淳さんは、
何百、何千と過酷な撮影に挑む中で何を考え、何を追求しているのか。
光電子®ウエアのあたたかさに対する思いとともに、
平賀さんが語るアウトドアカメラマンの醍醐味と、寒さ対策の特別な意味。

環境が過酷なほど風景は美しい。カメラマンはその光を最初に見る贅沢な仕事。環境が過酷なほど風景は美しい。カメラマンはその光を最初に見る贅沢な仕事。

「撮る被写体が人であっても自然であっても、そこがアウトドアである限り、僕はワクワクせずにいられません。何ひとつ同じものがなく、何が起こるかわからない。ありのままの地球に放り出されて、何かを描くのが本当に楽しい。」平賀さんは、家でじっとしているのがもどかしい少年のようにアウトドアへと飛び出していく。しかし、彼が身を投じる自然はワクワクという言葉とは裏腹に厳しい世界だ。「環境が過酷であるほど、風景の美しさは際立ちます。過酷さも自然の本質であって、逃げずに対峙することで発見があるのです。」それほどにシビアな仕事でありながら、一方でこれほど贅沢な仕事もないと平賀さんは言う。「カメラマンは一番最初に風景と出会う仕事。もちろん、撮影した映像表現で社会に届けますが、カメラがその光景を捉えるよりも前に、僕の目は美しい光を受けとめています。あまりの美しさに涙が出ることもあります。さらには、どれだけ感動しても飽きないほどアウトドアの世界はものすごい豊かなんです。」

寒さをしのぐだけでは足りない。撮影でベストを尽くすための寒さ対策。寒さをしのぐだけでは足りない。撮影でベストを尽くすための寒さ対策。

過酷な環境の中、臨場感あふれるレース風景や圧倒的な自然の美しさを世に届け続ける平賀さん。寒い状況で良い映像を撮るには、寒さをしのぐだけでは不十分だと語る。「寒さを感じながら、なんとか撮影できる状態ではシャッターチャンスを見逃しかねないし、何より意識を最高の映像を撮ることに100%傾けられません。僕の場合、左足のつま先が寒さで痛みを感じると、途端に集中力が欠如し始めます。」平賀さんは、およそ20年、アウトドアの撮影を続ける中で自分自身の弱点を知り、己を知るからこそ自分にベストな道具選びやウエアリングが可能になったのだという。「寒さのトラブルから身を守るのは最低限の対策。それだけではなく、自分のベストの状態に保ち続けるためにベストなモノを選ぶことが非常に重要です。寒さに気をとられた瞬間、石につまづき機材を壊すこともあるし、感動も半減するかもしれない。でも、あたたかければ、そのリスクを減らせます。その点、光電子のウエアはとても頼もしいです。」

すぐにあたたかさを感じる光電子は、僕に安心と鼓舞をもたらすかけがえのない存在。すぐにあたたかさを感じる光電子は、僕に安心と鼓舞をもたらすかけがえのない存在。

「光電子ウエアを着た際、特に助かっているのが、すぐに体があたたまる感覚があることです。この特徴を僕の造語ですが『速温性』と呼んでいます。」世界最高峰のアドベンチャーレーサーを全力で追いながら撮影したり、零下をはるかに下回る早朝にカメラを持ってテントから飛び出す平賀さんにとって、「速温性」は何よりありがたいという。「選手が姿を見せるまでは、基本、待つのが僕の仕事。彼らが来たら数分走って撮影し、また待ち時間。その刹那に体は十分に冷えてしまう。また、極寒の環境へ一歩を踏み出す場合、一瞬の葛藤に襲われたりもします。そのとき、すぐにあたたかさを感じられる光電子は、安心を与えてくれる存在でもあり、僕を鼓舞してくれる存在でもあるんです。」平賀さんは、道具やウエアが進化するほど自分が問われていると語る。「デジタルカメラやドローンも、光電子のような素晴らしいウエアも、モノの進化はすべて作り手の成果であって、僕の成果ではありません。問題は、その進化でどれだけ新しい映像表現を切り拓けるか。これからも立ち止まらずに撮り続けていきます。」

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アウトドアカメラマン 平賀淳 Jun Hiraga

PROFILE

アウトドアカメラマン
平賀淳Jun Hiraga

1978年山梨県生まれ。豊かな山梨の自然や風土に囲まれて育つ。韮崎高校山岳部時代は、インターハイ登山競技で全国優勝を主将として経験。日本映画学校に進学しドキュメンタリー科を専攻、映像、写真のイロハを学ぶ。20歳でアドベンチャーレースという競技に出会い、学校を1年間休学し、大会に出場。2003年からの10年間、ヒマラヤ山域を撮影。2007年に、アルピニストの野口健氏のエベレスト登山に帯同。これまで世界50カ国以上の秘境や大自然を舞台に撮影活動を展開し、地球や極地を舞台に撮影活動を展開している。

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