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HOT LIFE STORY

機能的であり、お気に入りでもある。
街なかでも着たくなるウエアが、
私のモチベーションを高めてくれる

Vol. 02

プロフリークライマー
野口啓代Akiyo Noguchi

日本が世界に誇るプロフリークライマー、野口啓代さん。
アスリートはもちろん、世代を超えたクライミングファンの憧れでもある
野口さんは今、何を想い、考えているのか。
Vol.1に続き、語っていただいた。

いつも意識するのは、私自身がクライミングを楽しむ姿を見せること。いつも意識するのは、私自身がクライミングを楽しむ姿を見せること。

2018年のシーズンを輝かしい成績で終え、2019年も過酷な勝負のシーズンが続く野口さん。そのパフォーマンスや結果に世の中の注目は高まるばかりだが、野口さんのまなざしは自身の戦いだけではなく、クライミングを愛する多くの人々へと向けられている。「クライミングがひとつのスポーツである以上、厳しさとは当然向き合っていく必要があります。でも、私はクライミングをものすごく好きで始めていて、これだけ長く競技をやっていてもクライミングが楽しくて、もっと登りたい気持ちがなくなることはありません。これからクライミングを始める子どもたちやプロクライマーを目指す人たちにも、『クライミングって、なんて楽しいんだろう』という感覚をずっと大切にして付き合ってもらいたいと思っています。」プロになって以降、競技と並行してクライミングを広げる活動も続けてきた野口さんは海外遠征のない時期にクライミング教室などで、子どもはもちろん、老若男女を問わず接する機会が多いという。「いつも意識しているのは、私自身がクライミングを楽しんでいる姿を見せること。強さだけではなく楽しんでいる姿を通じてプロクライマーに憧れを抱いてもらえたらいいなと考えています。」

自分との戦いの中で目の前の壁を登ることが何より重要。自分との戦いの中で目の前の壁を登ることが何より重要。

pohoto: Takuya Nagamine

野口さんは、世界の第一線で戦い続け、日本のフリークライミングを切り拓いてきた立役者でありながら、その明るく親しみやすいキャラクターからだろうか、彼女の背中を追いかけて育ってきた後輩たちとの関係も非常にフランクだ。「試合の時はもちろん競いあいますが、ライバルといってもそんなにバチバチとやりあうわけではないです(笑)後輩とは一緒に練習することもあれば、普通にクライミングの話もよくします。プライベートでごはんに行ったり、時にはクライミング以外の相談にものったり。本当に、よきクライミング仲間という感じですね。クライミングは個人種目です。そこが対人競技と最も違うところで、何よりも重要なのは自分との戦いの中で目の前の壁を登ることです。」仲間として切磋琢磨しながら、それぞれがより高みを目指す日本のクライミング界は、若手の成長も著しい。その中で、野口さんはどのような存在であろうとしているのか。「2018年11月のアジア選手権に勝ったことで2019年の世界選手権の切符は手にしました。まずはそこで勝つためにトレーニングしていきたいです。また、メディアに出る機会も増えているので、一度に多くの人に伝えるチャンスとしてクライミングの魅力を発信していきたいと思っています。」

pohoto: Takuya Nagamine

岩場でも、トレーニング中も移動中も。 日常のそばに、光電子がある。岩場でも、トレーニング中も移動中も。 日常のそばに、光電子がある。

野口さんは、W杯で優勝した2008年からTHE NORTH FACEのウエアを着続けている。光電子という素材は、彼女の日常にとって、とても身近な存在なのだという。「光電子が使われたこのビレイヤーパーカは外の岩場でも着ますが、岩場までの移動中や街なかでも着たくなります。あたたかく機能的で、手触りもとても好きです。色やデザインも気に入っていて、そのすべてが自分にとって重要な要素。お気に入りのウエアだと毎日の気分やモチベーションも変わりますから。あとは光電子が使われているC3fitのシャツも、トレーニングや移動中によく着ていますね。コンディショニングのためのシャツと聞いていますが、これも着心地が好きでついつい使っています。」シビアな競技生活を送るからこそ、自身の体が求めるものを本能的に選択しているのかもしれない。そんな野口さんは、2018年、暮らしに大きな変化があったそうだ。「2匹の猫と暮らし始めたんです。柔らかくてあたたかい猫たちに触れあうとすごくリラックスできて、クライミングから家に帰るのが楽しみになったんです。人生で初めてのことなんですよ(笑)」様々なぬくもりに支えられながら、野口さんはさらなる高みを目指して登り続ける。

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プロフリークライマー 野口啓代 Akiyo Noguchi

PROFILE

プロフリークライマー
野口啓代Akiyo Noguchi

1989年5月30日生まれ、茨城県龍ケ崎市出身。身長165cm。2008年に日本人初となるボルダリングW杯優勝を成し遂げ脚光をあび、翌2009年には年間総合優勝。以降2010年、2014年、2015年と通算4度達成している。ボルダリング・ジャパンカップは2005年第1回大会から9連覇、通算12勝。2年に一度行われる世界選手権、インスブルック大会2018(オーストリア)ではボルダリングで準優勝。得意とするリードも2018シーズンはW杯最終戦で銅メダルを獲得。アジア選手権倉吉2018で3種目複合(コンバインド)で優勝し、この種目でアジア選手権の初代王者になった。

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