THE NORTH FACE Lessons in Nature たき火のおこしかた

THE NORTH FACEが提案する、子どもたちの生きる力を育むプログラム。野性を呼び覚ますような体験をとおして、自然のありがたさや、自分の知恵をつかうことを学びます。今回は、たき火に挑戦! Be-Nature School の長谷部雅一さんに、正しいたき火のおこしかたを教わります。

たき火をするとこころが落ち着くね!
mammoth OUTDOOR & SPORTS THE NORTH FACE
  • 1. 薪をあつめる

    1薪をあつめる

    乾いている木を見つけて、4種類の太さの薪をあつめる。

  • 2. 薪を組む

    2薪を組む

    丸めた新聞紙の上に、細い薪から太い薪へと1本ずつていねいに円すい状に組んでいく。

  • 3. 火をつける

    3火をつける

    薪が組めたら、さっそく火をつけてみよう。

  • 4. 火をコントロールする

    4火をコントロールする

    太い薪にしっかり火がついているか確認し、先が燃えるたびに、薪をだんだんと中央へ寄せていく。

  • 5. 火を活用する

    5火を活用する

    食べることで火のありがたみを体感することができる。

  • 6. 消火する

    6消火する

    バケツをつかって水をかけて、完全に火を消す。

イラスト:成瀬洋平

ポイント

  • point1

    薪を折るときは、手や耳の感覚をつかおう。自分の指で折って、パキッと高い音が鳴るか確かめる。
    濡れていたり、しなっと曲がるものは火はつかないよ。

  • point2

    薪を足すときは、燃えそうな場所を選んで手でていねいに置くこと。
    投げると組んだ薪がくずれてしまうよ。

  • point3

    できるだけ、生で食べても大丈夫な素材を焼こう。

  • point4

    火を消すときは責任をもって自分ですることで、火のこわさやおもしろさがわかるんだ。

  • point5

    自分の手をつかうことが大切。
    五感をつかって物事の先を読みながら、状況を察知しよう。

※たき火を直火でしてよいかどうかは、各キャンプ場にお問い合わせください。

For Papa & Mama

子どもたちが本物にふれる体験はとても大切です。親の関わりかたで、子どもの成長もかわってくるので、あたたかく見守ってあげてくださいね。子どもはあまり視野が広くないので、集中していて何かに当たりそうになったり転びそうになったときは、手を差しのべるのも親の役割。親子によって手をそえるタイミングや割合は違うため、子どもが自分の力でやりとげた感覚を残してあげることで、ひとつの体験をふり返ることができますよ。

THE NORTH FACE KIDS NATURE SCHOOL

未来の地球を受け継ぐ子どもたちとその親に、自然に寄り添い、生きる力を育んでもらいたいという思いから、親子で学ぶ自然体験プログラム「THE NORTH FACE KIDS NATURE SCHOOL」を実施しています。
このスクールでは子どもたちの冒険心を呼び起こし、自然にふれることで得られる体験や知識、そして自分の限界に挑戦する飽くなき探究心を育てます。
自然のなかで過ごすことで、感性豊かな子どもたちの五感をたくさん活用して、日々の生活をより豊かにたくましく成長してほしいという願いも込めています。詳細は下記、公式サイトをご覧ください。

アウトドアの楽しさを知り地球の未来を考える

アメリカ・カリフォルニア発祥のアウトドアブランド。“ DO MORE WITH LESS=最小限のエネルギー・物質で、最大限の機能を引き出す”をものづくりの原点とし、アウトドアウエアやギアを開発してきました。次の世代に正しい自然との関わり方、人との関わり方、ものを大事にする気持ちを伝えていくことをミッションとしています。また、子供地球基金の活動に共感し、製品の売り上げの一部を子供地球基金に寄付する活動を続けています。