CANTERBURY OUR TEAM FIELD

ラグビーでつながる社会

カンタベリーではラグビーの試合がある日に合わせて、
「ONE TEAM CLEANING」を開催しています。
ラグビーファンが集い、語り、そして楽しみながら清掃活動を行う。
そこにはどのような思いがあるのか紐解いていきます。

ONE TEAMとなって選手にエールを込めて行う清掃活動

2023年3月4日(土)に秩父宮ラグビー場で行われた NTTジャパンラグビーリーグワン、東芝ブレイブルーパス東京VSコベルコ神戸スティーラーズの試合。その日程に合わせて行なわれたのが、「ONE TEAM CLEANING」です。その名の通り、みんなで1つのチームにまとまって戦おう、全員で同じ目標に向かって1つになろうという思いのもと行なわれる清掃活動なんです。

これまでも、2021年11月20日に行なわれた日本代表VSスコットランド代表戦の当日、選手たちを応援する意味を込めた清掃活動の実施に始まり、その後も全国高校ラグビー大会、秩父宮みなとラグビー祭り、代表戦などに合わせて通算5回開催してきました。

試合前に、ユニフォームを着用した参加者が集合

そして、今回で6回目となるONE TEAM CLEANING。当日も試合前に、ユニフォームを着用した参加者が集合しました。そして、今回の清掃活動にはサプライズで東芝ブレイブルーパス東京の大野均氏、望月雄太氏も参加することに。ファンの皆さんからも思わず笑みが溢れていました。そんな喜びのままに注意事項を説明した後に早速清掃活動がスタート。

平等に出場機会を与えるためのルールを採用

話に花を咲かせつつ、ゴミ拾い

老若男女問わない参加者ですが、皆さん通じてラグビーファン。共通の好きなものがあるということで、初対面でもコミュニケーションを取りやすいのもこの活動の醍醐味。話に花を咲かせつつ、ゴミを拾っていきます。

ユニフォームを着ているということもあってチーム感が生まれる

そして、ユニフォームを着ているということもあってチーム感が生まれ、街行く人にもラグビーの一環で行なわれていることが伝わります。ラグビーの試合がある日は街がキレイになるという、そんな広がりが生まれることを願っているのも、この活動を行う理由なんです。

お互いに声をかけながら行う姿はまさにチームのよう

夢中に拾っていると、気づけばゴミ袋もいっぱいに。吸い殻などの小さなゴミから、発泡スチロールのような大きなものまで、落ちているのを発見。車や歩行者に注意を払いつつ、お互いに声をかけながら行う姿はまさにチームのようでした。

ゴミの分別を行う

集合場所であった秩父宮ラグビー場に戻ってきたら、ゴミの分別を行います。分別せずにまとめて廃棄処分してしまうと、多くの温室効果ガスを排出してしまうことになるので、この分別も活動において大切なことと考えています。

5つのコアバリューをより多くの人に知ってもらうきっかけ作り

ラグビー憲章を掲げるスタッフ

それと同じく、カンタベリーがなぜこの活動を行う理由として、まずはラグビー憲章の啓蒙を掲げています。

ラグビー憲章とは選手、スタッフ、コーチなどラグビーに関わる人が、大切にするべき価値、従う行動指針の上位概念として、ワールドラグビーによって、2009年に5つのコアバリューを制定。ラグビーができた18世紀から、ラグビーに関わるすべての人たちが大切にしてきた行動をまとめたものなんです。

その内容は誠実さとフェアプレーから生まれる「品位」。感動を与え、思い入れをもたらす「情熱」。チームメイトと築く「結束」。ルールだけでなく、人としての定め、集団の秩序なども含む「規律」。ラグビーに関わる人々への「尊重」。この5つのコアバリューをより多くの人に知ってもらうきっかけ作りとしてこの清掃活動を行っています。

最後のご挨拶を行う

そのほかにも、過去に行われた選手たちによる試合後に実施した清掃活動の継続していきたいという思い、この活動を行うことによって街だけでなく心も浄化してくれることの発信。ラグビーを介し、清掃活動を行うことで、新たなコミニュティとコミニュケーションが生まれ、より皆さんにとっても身近なスポーツになることを願って、この活動を引き続き積極的に行なっていきます。

最後に今回のONE TEAM CLEANINGに参加してくれた方々にも感想を伺いました。

中村 渚さん

―この清掃活動は初めてでしたか?また参加した理由を教えてください

「昨年、ニュージーランド戦の前に行われた時に初めて参加しました。もともと、ラグビーファンである母の影響で私もここ1年半ぐらいのめり込んでいます。ただ、そこでいちファンとして試合観戦するだけでなく、社会に貢献したり、新しいコミニュティに参加したり、カンタベリーが行っている活動に興味を持ち、今回も参加しました」

―実際に参加してみていかがでしょうか?

「ラグビーのプレーでもあるように、選手同士が尊重しあったり、チームで何かを成し遂げるのは清掃活動においても一緒だなと思いました。参加しているのが初めましての人たちばかりであっても、街をキレイにするという目標に向けて一丸となって頑張るというのはラグビーにも通じる。あとは、実際に参加している人とも会話ができたのが楽しかったですね。こういうコミニュティが広がっていくのは嬉しいし、カンタベリーで働く人と会話できるのは貴重。この経験でより、ラグビーやカンタベリーのことを深く知っていけたら、さらに楽しくなるんだろうなと思っています」

川井 智子さん
川井 智子さん

―この活動はどのように知りましたか?

「Twitterでカンタベリーのアカウントをフォローしていて、やっていることは前から知っていたんです。そこで、いつかいつかと思いながらなかなか参加できず、今日になってしまいました」

―初めて参加してみていかがだったでしょうか?

「最初は緊張しましたね。いろいろな方と会話もできて楽しかったんですが、もうちょっと女性の1人の参加者がいてくれたら嬉しい。今後も参加はしたいですが、いつか女性だけの会もやってほしいですね」

―ラグビー憲章の話もありましたが、そちらはどのように感じましたか?

「規模は小さなことかもしれないけど、みんなで清掃活動という一つの目標に向かって行うことに参加できてよかったです。あと参加してみて感じましたが、ラグビー好きな方はいい人が多い。ゴミを拾いながら、参加している人に声をかけてもスムーズに会話できました。そこはラグビーならではで、他のスポーツとは違うところかなと思います」

参加者の集合写真

カンタベリーが行うONE TEAM CLEANING。清掃だけど清掃だけに終わらない一つの活動として、今後も邁進的に行っていく予定です。一緒にONE TEAMとなり、ラグビーを語り、 楽しみながら行う心と街の清掃活動にぜひ参加してみてください。

POPULAR

人気の記事

上部へスクロール