設立のきっかけ / 社名の由来

設立のきっかけ

私は、富山県小矢部市の片田舎、津沢の農家の末っ子に生まれました。
先の戦争には男の兄弟全員が参加しましたが、武運つたなく兄達二人が戦死したので次兄と私が、戦後の荒廃の中で家族を養うために興したのがゴールドウインの前身の津澤メリヤス製造所でありました。

創業期から今日まで幾度も困難な状況に陥りましたがその度に多くの人々に支えられ、また励ましを受けて事業を継続することができました。
これもひとえに皆々様の御陰であると深く深く感謝を申し上げます。

今、過去を振り返ると、早い時期に事業の中心にスポーツを選んだことは間違いなかったと思っております。
スポーツは人々に健康と健全な精神をもたらすものとして、また見知らぬ人達と仲間となり、国境や人種や言葉を越えて友人を作り、広く世界の人々と交わり親交を深める重要な役割を果たすものと思います。
こうして自分なりに納得できる人生を送りつつあることができたのは、戦後の試練を与えてくださった天命と、両親が授けてくれた健康体に恵まれたことだとつくづく思うこの頃です。

皆様に感謝し健康に留意しつつ一層の精進を重ねて参りたいと考えております。どうぞ、今後ともよろしくお願い申し上げます。

株式会社ゴールドウイン
創業者 故 西田東作
(2000年5月 勲四等旭日小綬章受章時のことば)

株式会社ゴールドウイン
創業者 故 西田東作

社名の由来

古代オリンピック発祥の地ギリシャでは、オリンピックの勝者に月桂樹の葉を冠にあしらって授け、その勝利者を「ゴールド・ウイナー」と呼びました。

選手たちに金メダリスト「ゴールド・ウイナー」になってほしい、という願いをこめて、東京オリンピックの前の年の1963年、「ゴールドウイン」に社名変更しました。
実際、東京オリンピックで日本選手が獲得した16個の金メダルのうち、12個がゴールドウインのウエアを着用していた選手たちでした。