PROSPERITY

持続可能な「豊かさ」を
多彩な側面から追求する。

Prosperityは「豊かさ」や「繁栄」を意味します。ものづくり企業としてお客様にさらなる豊かさを提供するために、技術革新を追求する。社員が日々、豊かさや自らの成長を実感しながら働けるよう、職場環境や研修制度を整える。地域社会の繁栄に、スポーツ振興などを通じて貢献する。私たちは多彩な側面から持続可能な「豊かさ」「繁栄」について常に考え、取り組みを推進しています。

Prosperityは「豊かさ」や「繁栄」を意味します。ものづくり企業としてお客様にさらなる豊かさを提供するために、技術革新を追求する。社員が日々、豊かさや自らの成長を実感しながら働けるよう、職場環境や研修制度を整える。地域社会の繁栄に、スポーツ振興などを通じて貢献する。私たちは多彩な側面から持続可能な「豊かさ」「繁栄」について常に考え、取り組みを推進しています。

イノベーション

SDGsでは目標9において「産業と技術革新の基盤をつくろう」を掲げています。イノベーションに取り組み、産業の成長につなげることは、持続可能な開発を促進する上で重要な手段の1つです。当社は創業から培ってきた技術と、新たに導入する最先端技術を生かし、誰もが想像し得ない新たな価値を持った製品の開発に努めています。

研究開発施設「ゴールドウイン テック・ラボ」を創業地に開設

当社は2017年11月、創業地である富山県小矢部市に研究開発施設「ゴールドウイン テック・ラボ」を開設しました。最先端設備の導入による人知とITを融合した製品開発力、さらにその高い品質を保持するための独自の品質検査体制を実現することで、誰もが想像し得ない新たな価値を持った製品の開発を目指しています。また、Spiber(スパイバー)株式会社との協業に代表される次期中核事業に関する開発を行うこと、そして、さまざまな研修を行い、ものづくりから販売までを一貫する当社独自の取り組みをさらに強化することも、目的としています。

【設立の背景】
当社の開発はこれまで1989年に完成したゴールドウインテクニカルセンター(GTC)で行われてきました。GTC完成から約30年という節目が近づく中、研究開発に関わる技術者がさらに活躍できる場をつくり、将来に向けて当社の強みを一層発揮できる環境を整えるために、その1階に「ゴールドウイン テック・ラボ」の開設を決定しました。
また、「ゴールドウイン テック・ラボ」の誕生により、本社機能が東京から富山へ一部移転されました。東京・富山の2拠点化により、BCP(事業継続計画)の強化も実現しています。

【設計の特徴】
全面ガラス張りの開放的な雰囲気が特徴で、大半のスペースを訪問者に公開しています。この設計には「多くの人たちと情報を共有しながら研究を進め、未来をつくっていきたい」という思いが込められています。

主な研究設備・施設

「ゴールドウイン テック・ラボ」は、当社の技術開発力を強化・推進するため研究設備と施設を備えています。

アーカイヴ展示
当社が目指すべき未来を中心で表現し、その周囲には製品開発の歴史を象徴する機械・製品12点を展示。過去から未来へのつながり、テクノロジーと自然の調和、富山から日本、そして世界へと飛躍する志を表現しています。

品質検査室
製品の品質検査・試験を行う施設。市場に合わせた品質維持と顧客満足を重視した品質保証体制を支えます。

恒温恒湿室
温度・湿度を一定に保持した条件下で素材・製品の性能試験・評価を行います。

スキャナー、CAD
三次元計測装置や三次元CAD等を用いたパターン設計を行います。三次元情報を可視化し、より動きやすく着心地の良い製品開発を進めます。

サンプル試作室
当社の製造・加工技術を集結し、新しいアイデアを即座に具現化する場です。新たな加工技術の開発にも取り組んでいます。

研修室
技術・技能・知識を高めるための教育・研修ルームです。縫製や型紙などの実技教育も行うことができます。

運動研究室
モーションキャプチャによる動作測定をはじめ、運動力学や生理学などの科学に基づいた解析を行い、その結果から運動パフォーマンスや快適性を向上させるための製品の素材・パターンの開発を進めます。

人工気象室・人工降雨室
さまざまな気象条件を人工的に再現し、製品使用テストを行います。製品ごとに要求される機能を満たすことを試験するとともに、さらなる改良へ生かします。 (人工気象室/温度:-30~+50度、湿度:20%RH~95%RH)

ミーティング・プレゼンテーション室
高品質・高付加価値な製品開発を加速させる情報発信基地です。販売スタッフ研修や、実践的なVMD研修を可能にする仮想店舗を設置しています。

「MOON PARKA®️」のテスト検証を「ゴールドウイン テック・ラボ」で実施

当社は、Spiber株式会社とスポーツアパレル分野における事業提携契約を2015年に締結し、アウトドアアパレル「MOON PARKA®️」の共同開発を進めてきました。2017年11月からは「ゴールドウイン テック・ラボ」にて製品化に向けた各種テスト検証を実施しています。

【人工合成クモ糸繊維を用いたアウトドアアパレル】 「MOON PARKA®️」は、Spiberの独自技術で開発した「Q/QMONOS(ロゴ)®」人工合成クモ糸繊維の生地を採用し、世界で初めて実際のアパレル工業ラインで製造されたアウタージャケットです。2015年10月にプロトタイプを発表して以来、素材品質の安定性を向上させるために、素材改良と試作を繰り返してきました。
現在、製品化を目指し、「ゴールドウイン テック・ラボ」にて低温環境を再現した人工気象室で保温力や機能性、耐久性を確かめるなど、各種テスト検証を進めています。
また、この共同開発を通じて、石油などの枯渇資源に依存せず、強靭でありながら生体適合性に優れ、生分解性を持った構造タンパク質素材を開発することで、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

「Q/QMONOS(ロゴ)®」は、Spiber 株式会社の登録商標(登録第5618107号、及び登録第5625912号)です。

地域への貢献

SDGsの目標11では「住み続けられるまちづくりを」を掲げています。当社は創業地・富山における地域コミュニティー発展に貢献するため、富山地域でのスポーツ振興にも積極的に取り組んでいます。

「富山マラソン2017」にゴールドパートナーとして特別協賛

当社創業の地、富山県で2017年10月29日に開催された「富山マラソン2017」にゴールドパートナーとして特別協賛し、運営スタッフウエアの提供をはじめ、大会を盛り上げるためにさまざまなサポートを行いました。当社はこの大会を2015年の第一回大会からゴールドパートナーとして特別協賛しており、今回で3回目となります。

「富山マラソン2017」では、当社社員35名が大会公式ボランティアとして給水所にて、参加選手に水およびスポーツドリンクを提供、さらに社員有志による私設エイドも設営し、ランナーにエールを送りました。

「寬仁親王記念杯 第19回北陸ウェルフェアゴルフトーナメント」を特別後援

2017年10月19日、富山県小矢部市のゴルフ倶楽部ゴールドウインにて開催された「寬仁親王記念杯 第19回北陸ウェルフェアゴルフトーナメント」を今回も特別後援し、当社社員も運営スタッフとして協力しました。

本大会はゴルフを通じて障がい者福祉への正しい理解を深める活動の推進を目的としており、当社もその開催に毎年協力しています。さらに、収益金の一部を地元北陸の福祉関係団体・施設などへ贈呈し、贈呈先では施設の改修や備品・設備の購入、運営資金などに生かされています。

2017年の大会には北陸を中心に120名が参加。コース内4か所のショートホールをウェルフェアホールとし、スコアにあわせて募金をいただきました。寄付金と大会の収益金は、今回はNPO法人スマイルネットワークさかい(福井県坂井市)に寄贈されました。

働きがい

SDGsでは目標8において、生産性の向上と技術革新により、持続的な経済成長を促進することを目指しています。社員が豊かさや働きがいを実感しながら働くことができる環境構築に努めています。

「SPORTS FIRST」を自ら実践する社員を紹介し、表彰

当社は社員がさまざまなスポーツに取り組む姿、スポーツの経験を生かして製品やサービス開発に取り組む姿勢を紹介するウェブマガジン「SPORTS FIRST MAG」を運営しています。そして、「SPORTS FIRST MAG」に登場した社員の中から最も「SPORTS FIRST」を実践している社員を選出する社内表彰制度「SPORTS FIRST AWARD」を設けています。受賞者には賞状、賞品、スポーツ促進のための有給休暇が進呈されます。

社員自らがスポーツを実践することで、より良い製品の開発やお客様との信頼関係構築につながると考え、スポーツに取り組む社員を会社として応援しています。

新たな業態の開発と店舗づくりを支える様々なアイデア

当社は、変化し続けるお客様のニーズに応え、さらなる豊かさを提供できるよう、製品だけでなく、多様な業態やサービスの開発にも取り組んでいます。

2018年3月29日に開業した商業施設「東京ミッドタウン日比谷」には、新業態である「THE NORTH FACE PLAY」をオープンしました。 「THE NORTH FACE PLAY」では、製品とともに「遊び心」を提案します。個人の価値観を持ちながらも常に新しいコト・モノへの要求意識が高いお客様のために、時流を見定めた表現(驚き)を「遊び心」を持ちながら独自のチューニングを施し、発信し続けることが求められています。

また、当社は店舗を製品の提供の場だけではなく、お客様との大切なコミュニケーションの場として捉えおり、トレッキングやクライミングなどの体験イベントやワークショップをはじめとする、さまざまなサービスを各店舗にて行っています。

接客と販売スキルを競うセールスコンベンションを開催

当社は店舗でのお客様との良好なコミュニケーションと、接客・販売のスキル向上を図るため、「セールスコンベンション(接客ロールプレイングコンテスト)」を行っています。2017年度は11月21日に開催され、全国の店舗を対象とした予選会を勝ち抜いた9名が「好感度」「あいさつ・お声掛け」「言葉遣い」「商品情報・専門情報」「会話力」「ニーズチェック」「提案力・説得力」「クロージング」「お見送り」の9つのポイントで、来店からお見送りまでの接客技術を競いました。社長、副社長、各店舗の代表者などの審査により、グランプリ1名、準グランプリ1名、審査員特別賞2名、おもてなし賞1名、敢闘賞が授与されました。

健康経営優良法人「ホワイト500」に認定

当社は2018年2月20日、経済産業省より2018年度の「健康経営優良法人」(ホワイト500)に認定されました。健康経営優良法人制度とは、地域の健康課題に即した取り組みや、日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業などの法人を顕彰する制度です。

当社は従業員の心と身体の健康と安全確保を経営の重要課題と位置づけ、定期健康診断の全従業員受診、敷地内禁煙やストレスチェックの実施、ワークライフバランスの改善のための残業時間削減や有給休暇の取得、健康増進やメンタルヘルス研修、子育て支援のための育児休暇取得推進など、従業員が心身ともに安心・安全に働ける環境づくりに努めています。パソコンの持ち出し禁止や午後8時の消灯など、働き方の仕組みや、従業員自身の意識改善など、根本的な見直しを行っております。

女性社員の活躍

当社には多くの女性社員が在籍し、特に販売の現場において女性社員が活躍しています。全社員数における女性比率が50.7%に対して、販売職における比率は59%となっています。店長への登用も性別に関係なく実施されており、2016年度は38名、2017年度は39名となっております。

当社の課題の1つに、女性管理職比率の低さがあります。これを改善するため、ライフステージにキャリアが左右されやすい女性社員が継続的にキャリアを積み、活躍できる環境を整備するための現状把握を喫緊の課題と捉え、子育て中の女性社員に定期的にヒアリングを予定しております。

これまで小学3年生までの子どもを持つ社員に適用される、ベビーシッター料援助制度「二重保育料支援制度」や、自宅から遠い保育園に入園した場合の車通勤の許可と駐車場代の補助をする「駐車場代補助制度」、個別の事情にあわせて有給を柔軟に取ることができる「年次有給休暇の時間単位付与」など、子どもを持つ社員をサポートする制度を構築してきました。今後も働きやすい環境づくりの制度の充実に取り組んでまいります。