過酷な冬山を制する、
ゴアテックス プロダクトの進化
過酷なミッションに挑む世界各国の山岳スペシャリストたちから確かなフィードバックを得ながら、止むことなくアップデートし続けている「ゴアテックス プロダクト」。その真価はコンディションの予測が不可能な極限のフィールドでこそ発揮される。
アイスクライミング、3,000m級の冬山縦走といった極限 に臨むアウトドアのプロフェッショナルや愛好家たちにとって、いかなる環境下でも最高のパフォーマンスと保護機能をもたらしてくれる「ゴアテックス プロダクト」は言うまでもなく不可欠なパートナー。同時に彼らのあくなき冒険心と絶え間ないフィールドテストが、防水耐久性、透湿性、防風性などの機能を常に進化させ続けていると言っても過言ではない。そのゴアテックス ファブリクスを駆使してGoldwinが新たに生み出したのが、耐久性に秀でた「ゴアテックス プロ プロダクト」のシェルジャケットとパンツ、そして軽量性と運動性を追求した「ゴアテックス フライ エアー」シリーズの2アイテムだ。
「ゴアテックス プロ プロダクト」はその名の通りゴアテックス プロダクトの中で最もハイスペックなプロユースカテゴリー。「耐久性」、「ストレッチ性」、「透湿性」という3つの機能をそれぞれアクティビティやニーズごとに特化させており、Goldwinでこの冬採用したのはその中でも40デニールの素材で防水性や透湿性を損なうことなく「耐久性」を高めた「ゴアテックス プロ モストラギッド テクノロジー(GORE-TEX PRO most rugged technology)」。その3層構造を最新のハードシェルジャケットと2種のパンツに採用した。コンディションが不確かな冬山では何が起こるかわからない。ゆえにアルピニストやクライマーにとって、耐久性がもたらす安心感ほどチャレンジングな状況に挑む勇気とエネルギーを与えてくれるものはない。加えてジャケットには動きの自由度を広げる立体設計、高めのネックガード、冷気や水の侵入を防ぐダブルフラップ、グローブをしたままでも開閉しやすいテープレスファスナー「エアーストリング(AiryStoring™️)」など、パンツには通気性を高め、衣服内に熱がこもることを軽減する上半身のメッシュパート、下半身の可動域を考慮したパターン設計と、冬山耐性を高めるディテールがふんだんに盛り込まれている。
一方、30デニールの素材で軽量性を実現したのが「ゴアテックス フライ エアー プルオーバー」と「ゴアテックス フライ エアージャケット」。圧倒的な軽さもさることながら、特筆すべきは飛躍的に向上したその運動性だ。まずGoldwin独自の立体設計が上半身の可動域をぐっと広げるのであらゆるシーンで腕や肩を自在に動かせる。また、ずり上がりを防ぐ裾のレッグループ、ミドラーや内側ポケットへのアクセスとベンチレーション機能を兼ねた各ファスナーディテールなども、アイスクラミングをはじめとするハードアクティビティにおいて余計なストレスを軽減してくれる。そして両プロダクトの魅力を語る上で外せないのがそのデザイン性だ。「日本の四季」からインスピレーションを得た優雅な5色のカラーリングと、Goldwinの象徴であるシュプールラインの曲線美が織り成す洗練のルックスが、厳しい冬山においても、機能とは異なるベクトルで私たちにモチベーションを与えてくれるのではないだろうか。
GORE-TEX PRO Jacket
GM01310P / ¥82,500 （税込）
従来にない耐久性を40デニールの薄さで実現
40デニールと比較的軽量ながら、防水耐久性、透湿性に優れたゴアテックス プロダクトの中で最も強度の高い「ゴアテックス プロ モスト ラギッド テクノロジー(GORE-TEX PRO most rugged technology)」を採用。その3層構造のハードシェルジャケットは、雨風や、岩との接触による擦れ、引き裂きなどへの高い耐性が過酷な冬山での登山において絶対的な安心感を与えてくれる。また「エアリーストリング(AiryStoring™️)」というテープを廃した革新的なフロントファスナーも特徴。ファスナーのムシがダイレクトに生地に縫い付けられているため止水ファスナーと比べて引き抵抗が少なく、よりスムーズな開閉を可能に。それでいて内側のダブルフラップ仕様が衣服内への水の浸入も防ぐ。着丈はやや長めでスノーカフ付き。フードはヘルメットを装着した上からでもストレスなくかぶれる大きさで、立体設計によって腕、肩周りに広い可動域も確保。
GORE-TEX Fly Air Pullover
GM01300P / ¥77,000 （税込）
冬山における軽量性と運動性が格段にアップ
ゴアテックス プロダクト本来の強度と透湿性を維持しながら30デニールの薄さでしなやかなフィットを実現し、身幅や袖幅にゆとりをもたせた立体設計で腕と肩周りを動きやすく。そのように軽量性と運動性を向上させ、過酷な3,000級の冬山登山への順応性を高めたゴアテックス プロダクト３層構造のアノラック型プルオーバーシェルジャケット。袖先から裾にかけて両サイドに施したロングファスナーは、プルオーバーの弱点である脱ぎ着のしづらさを解消するとともに脇部分を開けることで内部のファスナー付きポケットにダイレクトにアクセス可能。また裾下まで全開するとベンチレーションの役割も兼ね、その際に両サイドの2本のタブがバタつきを抑える機能も果たす。フロントファスナーは顔周りへの干渉を軽減させる斜めライン＆オフセット仕様。また裾下のレッグループはアイスクライミングなどのハードアクティビティにおけるずり上がりを防止。
GORE-TEX Fly Air Jacket
GM01301P / ¥77,000 （税込）
曲線美と日本の四季をイメージした配色も特徴
頑丈さと薄さを兼ね備えた30デニールのゴアテックス プロダクト、腕や肩周りを動きやすくする立体設計を採用することで、本格的な冬山登山にもフィットする軽量性や運動性を備えたシェルジャケット。ずり上がりを防止する裾のレッグループや防寒性の高いハイネックガードなどはプルオーバー型と同じディテール。フロント中央のフラップは内側が面ファスナー仕様のため開閉がしやすく、その両側に配備したフラップはともに内側にファスナーが2本付いており、1つは胸ポケット、もう1つはミドラーへのアクセスをスムーズにしつつ、面ファスナーでフラップを広げて固定できるのでポケットベンチレーションから風を入れやすくする役割も果たす。シュプールラインを取り入れた曲線的なデザイン、「日本の四季」をイメージしたスモーキーな配色もプルオーバーと共通した特徴だ。
GORE-TEX PRO Bib
GM71350P / ¥71,500 （税込）
耐久性に加え、通気性と下半身の可動域も確保
こちらも40デニールながらゴアテックス プロダクトの中で最も耐久性の高い「ゴアテックス プロ モスト ラギッド テクノロジー(GORE-TEX PRO most rugged technology)」の3層構造を採用したハードシェルビブパンツ。アイスクライミングや3,000m級の冬山縦走を想定した本格的なプロダクトは、上半身胸ポケットと背面のメッシュパートがハードな動きの中でも効果的に蒸れを軽減。下半身は、股下をマチ仕様にして可動域を広げるなど、脚を高く上げたりストライドが大きくなるシーンでも窮屈感のないパターン設計になっている。またフロントファスナーが上下どちらからでも開閉可能なダブルスライダーになっているため着用したまま用足しが可能で、ウエストの絞り込みができる面ファスナーフラップや裾内側のずり上がり防止用のインナーカフなどによって冷気の侵入を抑止。
GORE-TEX PRO Pants
GM71351P / ¥55,000 （税込）
ブーツを履いたままでもストレスのない脱ぎ着を可能に
プロユースのゴアテックス プロ プロダクトにおいて、より「耐久性」に特化したカテゴリーである「ゴアテックス プロ モスト ラギッド テクノロジー(GORE-TEX PRO most rugged technology)の3層構造を採用したハードシェルパンツは、両サイドの止水ファスナーが裾からウエスト近くまでわたっているためボリューム感のあるマウンテンブーツを履いたままでも着脱しやすい仕様になっており、また1本のファスナーに3本のスライダーが付いているためその開閉具合によって効果的なベンチレーション機能をもたらすこともできる。着用したまま用足しができるフロントのダブルファスナー、マチ仕様によって開脚しやすい股下のパターン設計、ずり上がりと冷気の侵入を防ぐ裾内側のフック付きインナーカフなどはビブパンツと同様のディテール。
