Goldwin×Spiber
VISION QUEST
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Goldwin×Spiber

自然はあなたのクリエイションにどのような影響を与えていますか?

自然は有り余るほどの叡智や権力への反抗、知識、調和、抵抗、そして未知の存在を内包しています。そして、私がクリエイションするということは、それがどんなものであれ、自然を取り入れざるを得ないほどに自然を十分に体験するために、目を覚まし、生き続けたいと明確な理由を超えて思わせる、私と自然の本能的なつながりを意味します。これによって、私自身は自我や宇宙のより深いところへと至り、それを反映させることで、自我や他者の外にあるものへと思考を巡らせるようになるのです。また、こうした体験をするとができるという恵まれた状態によって、自然がもたらすこの豊かさを包み込み、それを作品に触れる人々が彼ら自身の方法で自然との結びつきを得られるように昇華する方法を見つけ出したいという衝動が生まれます。山を目にし、人々がなぜそこに山が存在するのかという意味の拠り所となる神話へと想いを馳せた時、そこにはアートが存在していると感じます。雲が踊り、太陽が希望の普遍的な言語を授ける全ての瞬間において、私の想像力はさらに広がるのです。

私たちは様々な分断に直面していますが、どうしたらこのような状況を克服できると思いますか?

祈ることです。共感や協働、戦略的な革命、自分が過ちを犯していてもそれを認めないエゴの破壊、自分自身と他者への積極的なさらなる情報の周知、そして、直接的、間接的に限らず、愛に敵対するいかなるものへの抵抗を声高々に行うことによって実現できると考えています。

音楽とテクノロジーは未来においてどのような関係になると考えていますか?

より多くの人々へのアクセスをもたらすために、音楽とテクノロジーはいかに融合することが可能なのか、そしてどのようになっていくのかということに、とても興奮しています。社会的に他者と隔離されている現在、音楽という観点からのテクノロジーと私たちのつながりは、こうした隔たりを念頭に置いた状態で、音だけでなく、視覚的なパフォーマンスも非常に速いペースで発展していると思います。物理的なパフォーマンスという選択肢が無い今、この特別なレベルでのつながりや普段であれば対面で行なっていたエネルギーの交換にはどのように達することができるのかを想像することは、深く思索するに値する問題です。この体験はどうしたら持続させることができるのでしょうか? 例えば、障害のない伝統的な奏者と電子楽器や補助楽器を演奏する障がいを持ったメンバーで構成される最大規模のオーケストラであるParaorchestraのように、テクノロジーによって障がいを持つ人たちが新しい革新的な方法で音楽を生み出すことができるというビジョンはとても美しいものです。
テクノロジーがいかに人々により大きなアクセスをもたらすことができるのか――これが、テクノロジーと音楽の関係性において、私が関心を寄せることです。

どのような未来を想像しますか?

より明るく、緑に溢れ、暗く、軽やかで、賢く、楽しい未来です。

Kelsey Lu

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