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        釣り針が刺さっても防水性を備える
        表透湿ラミネート素材

        BACKGROUND

        1877年。HELLY HANSENブランドが始まったきっかけは、漁師や商船の船乗りに向けたオイルスキンのコートでした。以来、漁師から林業従業者、油田作業員、工事現場の作業員まで。幅広いワーカーたちを支えるウエアを作り続けていた中、1924年に「LINOX」と呼ばれる新素材を開発しました。
        当時の防水技術として主流であったオイルスキン素材はその性能が高く評価される一方で重く、また水を弾くために表面にはオイルならではのベトつきが残りました。
        ところがこの「LINOX」は防水性もさることながら軽く、特有のベトつきもなく、かつ上品な光沢感も漂っていた。
        そのため、当時のワークウエアとして多くのワーカーに愛されたと同時に、その余波はワーカー以外にも波及し、カジュアルウエアの市場でも人気を博しました。 そして以降30年以上にわたり、HELLY HANSENの象徴的な素材としてベストセラーを続けました。

        DEVELOPMENT

        そんな歴史的なLINOX素材が、現代の技術により"LINOX+"として生まれ変わりました。
        2年の歳月をかけて誕生したHELLY HANSENオリジナルである本素材は、防水性の高さはそのままに、透湿性・耐針性・汚れづらさが従来のものよりも優れています。

        TOPIC

        LINOX+ COAT

        HH11914 / ¥24,000+tax

        BUY

        DETAIL

        100年近く前、革新的なアイテムとした登場したLINOX。
        ワークウエアから始まり、一躍カジュアルウエアとしても若者の定番品として認知された本アイテムのリニューアルは、"外観はクラシックながら素材は機能的"といった、よくあるような懐古主義的なフレーズとはまた異なります。
        シルエットはテクニカルになりすぎないよう、身幅大き目のドルマンスリーブの仕様。
        縫製も雨に濡れやすい肩まわりなどはウェルダーと呼ばれる、縫製をしないで生地を溶かしながら貼り合わせてゆく、90年代初頭に画期的だった溶着技術を施しています。
        膝下の丈感や着脱しやすいドットボタンなど、伝統と歴史に裏打ちされた本アイテムをより機能的に昇華させたエクスクルーシブな1着へと仕上がっています。