HELLY HANSEN 2017 FALL / WINTER LOOKBOOK

FIBERPILE® COLLECTION

世界で初めて生まれた「フリース」の前身となる素材。
“働く人の道具”から文化の一部へ

1961年、北欧スカンジナビア半島の厳しい海から漁師たちの命を守ることを目的とし、ヘリーハンセンは防寒素材「ファイバーパイル」を開発します。それは世界で初めて生まれた「フリース」の前身となる素材でした。水に濡れてもイージーケアな素材。それは現代のフリースの特徴である漏水時の保温性やワーク時のタフネスを兼ね備えたものであり“働く人の道具”として多く愛用されました。当時、世間は防寒着の定番がウールのセーターだった頃。ウールより安価なこの素材は瞬く間に広がり、文化の一部となりました。60年近く時を経てもなお、私たちの生活の一部となっています。

“PLUS FIBERPILE®” STYLING

STYLIST FILE #1 KOHEI OISHI

ファイバーパイルを使ってメンズユースカルチャーなスタイルを仕上げました。一つは、ヘリーハンセンの発祥でもある北欧のイメージやUKライクなアイテムをMIXさせたスタイル(STYLE01)。
もう一つは、スケーター要素と今人気のあるトラックパンツを合わせたもの(STYLE02)。
ファイバーパイル&デニムとかではなく、特殊な素材だからこそ、素材で遊び、かつ王道の着方ではない視点で考えるとオシャレになると思います。

HIS PROFILE: 大石幸平 1983年生まれ。文化服装学院スタイリスト科卒業。スタイリスト・馬場圭介氏に師事。2016年にフリーランスで活動開始。
『anna magazine』、『EYESCREAM』などの雑誌、カタログ、広告など多岐に渡り活躍中。

“PLUS FIBERPILE®” STYLING

STYLIST FILE #2 MIE NISHITSUJI

レディースは今季流行のヴィンテージ感とモコモコ素材をMIXさせたいと思って。薄手のスリット入りスウェットパンツとスニーカーで元気な印象を出しつつ、襟元にはレースを使ったかわいいストリートです。 メンズはファイバーパイルをアウターではなく、あえてサスペンダーを使って裾をインしたスウェット的な使い方。ファイバーパイルは意外性のあるスタイルに取り入れると新鮮でオシャレな印象にしてくれます。

HER PROFILE: 西辻未絵 スタイリスト・一ッ山佳子氏に師事し、2010年に独立。『FUDGE』、『VERY』などの女性ファッション雑誌ほか、広告やカタログで活躍する人気スタイリスト。シンプルさの中にも、トレンドを上品に取り入れたスタイリングに定評がある。

“PLUS FIBERPILE®” STYLING

STYLIST FILE #3 MIWAKO TANAKA

ファイバーパイルの特徴である、見た目のぬくぬくした表情や分厚い生地感などからくる、“緩さ・ほっとする”感じを生かしたスタイルに。 どちらのルックも冬に着る白をポイントにモノトーンで組み合わせました。 ファイバーパイルの持つ特徴に調和するよう、体をできるだけ拘束しないゆったりとしたデザイン、パターンの服を選びました。 近年、アウトドアシーンでもタウンユースでも着られる機能的なものが増えています。今回もそういうアイテムを散りばめた街スタイルにしてみました。

HER PROFILE: 田中美和子 スタイリスト・岡尾美代子氏に師事し、独立。雑誌、カタログ、広告などで活躍中。ファッションのみならず、インテリアから日用品までライフスタイル全般をスタイリングする。

2017 FALL / WINTER
SEASONAL LOOK STYLE

140thを迎えたヘリーハンセンが今季掲げたコンセプトは“WeKnowWeather”( 私たちは天気を知っている)。 これは、全天候型のデザインや防水ウェアなどを作り続けてきた歴史を持つこのブランドが昔から使っていたスローガンの1つです。 再度、ここに立ち返り、当時使用されていた素材のアップデート版などを使用したコレクションとなっています。 もちろん、真髄であるマリンエッセンスのディテールを宿しながら。