2018年にスタートした、天然繊維であるメリノウールを天然由来の染料で染めたNature Dyeシリーズ。
これまでの様々な自然の色のなかから人気の4色が復刻します。


今回、復刻になるのは、タマネギ、インディゴ、竹炭、オリーブをベースにした染料を使用した4色。染色堅牢度が優れているため色落ちしにくく、通常のメリノウール製品と同様に洗濯できます。年間を通して重宝する薄手ながら、ナイロン芯にメリノウールを巻きつける糸で耐久性を確保。なめらかな肌触りと温度調節機能など、メリノウールならではの自然がもたらす機能性をキープし、タウンユースしやすいデザインに仕上げた半袖カットソー（ユニセックスとウィメンズの2型）です。


【U Original Nature Dye SS Pocket Tee】

オリジナル ネイチャーダイ ショートスリーブ ポケット ティー（ユニセックス） ▶商品ページへ

IT72270｜¥11,000(税込)


【W Original Nature Dye SS Tee】

オリジナル ネイチャーダイ ショートスリーブ ティー（レディース） ▶商品ページへ

ITW72270｜¥11,000(税込)

-Nature Dyeができるまで-

偶然も味方につけた天然染料

Nature Dyeに欠かせない天然染料を開発したのが石川県能美市にある「小松マテーレ株式会社」。1943年の設立という長い歴史を持ち、ポリエステルやナイロンなどの合成繊維素材を企画から製造、販売まで行っています。「自然」「環境共生」「オーガニック」などの時代が求めるテーマに対し、自分たちにできることはと考えられたのが、廃棄される植物を再利用した染色でした。しかし合成繊維に天然の色素は付着しにくく、開発研究は10年以上続きました。そんな中、工場敷地内にある食堂スタッフからのふとした一言が開発を一気に前進させるきっかけとなったそうです。

「厨房の中で履く白い長靴に、玉ねぎの皮が付くと、その色が付いて落ちにくい」。

そこから玉ねぎの外皮の成分を共通のベースとし、天然色素を配合させることで、植物の色合いを合成繊維に表現することが可能となりました。元々は合成繊維向けに開発されたものを、Nature Dyeシリーズでは天然繊維のメリノウールに染めていきます。

じっくり、自然の色に染めていく

小松マテーレ株式会社で開発された染料を天然繊維のメリノウールに染めていく工程は富山県小矢部市へと場所を移し、糸染や製品染めといった染色を得意とし、多様な染めを実現する技術力が評価される「株式会社ワールドインダストリー富山」で行われます。パドル染色機と呼ばれる機械で、じっくり時間を掛けて染色していき、一度に100枚ほどが限度で、少しずつ丁寧に色付いていきます。そして、染色の際に使用されるのは、ミネラルが豊富な富山の天然水。実際に使用される前には、染色に影響が出ないように余計な不純物を取り除き、より純粋な水がたくさん使われます。そのことで、素材にストレスをかけず、柔らかな風合いと発色の良さが出るそうです。染色に使われた水は、ろ過された後、河川に戻るという環境配慮もしっかりなされています。

色彩の深みの秘密

化学染料で染めたものと、天然染料で染めたものの一番の違いは「色素の数」だと言われます。一色に見えるものでも、天然成分にはたくさんの色素が含まれているため、それらが乱反射することで人の目に優しく、美しく映るそうです。ニュージーランドの大自然のなかで育まれたメリノウールが、北陸の地で自然の色に染まっていく。Nature Dyeに袖を通し、自然を着てみてはいかがでしょうか。

【取扱店舗】

THE NORTH FACE+ サッポロファクトリー
THE NORTH FACE 3(march)
THE NORTH FACE 3（march）NEWoMan横浜
THE NORTH FACE/HELLY HANSEN 鎌倉
THE NORTH FACE+ ラゾーナ川崎
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THE NORTH FACE+ 名古屋ラシック
THE NORTH FACE+ トキハわさだ
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