
マシンとコンタクトしてひとつになる瞬間。
バイクを操る者だけが知る、何ものにも代え難い充実感。
風と重力を感じながら行き着く先は、
新鮮な空気と雄大な景色が広がる場所がいい。
ハイスピード域での風、コーナリングでの重力、
スタート地点と目的地の寒暖差。
走りながら、
つねに快適なライディングに必要なコト・モノを考える。
ライダーの動きに追従する立体裁断で
ストレスを最小限に抑え、
ベンチレーションや細部への工夫が最大限の快適をもたらす。
さまざまなシチュエーションで、天候で。
知らぬ間に自分自身が守られていたことに気づく。
つねにライダー目線で、ストイックに熟成を重ねるEuro。
時とともに失うものがあったとしても、
老舗ブランドの誇りと匠の技は、永遠に継承されてゆく。


Euroジャケットの襟元、第一ボタンはオフセットループに配しています。ボタンの下の輪に指を入れられるから、襟元が見えなくても簡単に指でつまんで留めることができます。さらに第一ボタンがもう一つ。これは、ネックウォーマーを使用しても窮屈にならず、襟元から風が入らないようにするためのひと工夫。このように手の込んだ仕様にしているのは、ツーリングテストを重ねて考えた匠の技。


胸元をカーブする美しく特徴的な胸ポケット。これはライダーが自然に腕を引いて下ろす動作を考え、ポケットの位置とファスナーのラインを設定したものです。開閉しやすいという機能性だけでなく、ラインそのものもデザインのポイントに。このカーブしたファスナーはどのように縫い付けられているのでしょう? ゴールドウインの縫製技術の高さを実感できます。


日本人らしい細かな部分の気付きや改善の中で生まれ、特許を取得した「クイックオープンシステム」。寒い季節に冬物のジャケットを脱がずに背中のベンチレーションを開け閉めができないだろうか? という思いつきから実現したのがクイックオープンシステムです。ジャケットを着たままヒモを引くだけ。2006年のミラノショーでも絶賛されました(日本での発売は2007年秋冬)。


「防寒インナーフラップ」誕生のキッカケが訪れたのは2003年の冬。10月後半から11月に行われた、2004年秋冬モデル「GWS Euroロングジャケットの一次試作品テスト走行でのこと。日光の金精峠で雨がみぞれに変わり、気温が急激に低下。さまざまな環境を想定した装備で暖かかったものの、わたの無い前ファスナー部分から寒さが伝わってきてしまいました。そこで考えられたのが、風の侵入を防ぐ「防寒インナーフラップ」でした。暖かさの追求に集中したことにより、さまざまな機能を開発するターニングポイントに。


ライナー防水という二重構造のジャケットに風を取り込み、換気性を飛躍的に高める構造にできないだろうか? と試行錯誤した2001年秋冬モデル『GWS Euro EX JACKET』。ファスナーを付ければ簡単に風を取り込めるものの、雨天ではファスナーの隙間から水分が入ってしまいます。何度か実走テストをしながら、ある日ついに風だけを通すことのできる構造を発見。それが「Gストリーム」というファスナー付のベンチレーション機能です。この成功の裏には、これを開発したGTC(ザ・ノース・フェイスやヘリーハンセンなどの製品も手がける『ゴールドウインテクニカルセンター』)のノウハウや、ゴールドウインという企業のバックボーンがあったからこそ。ライナー防水でこのような機能を持ったジャケットは、どこを探してもありません。
ゴールドウインのウエアは、すべて日本の工場で修理が可能です。「一人でも多くのライダーに、このクオリティと着心地の良さを体感して欲しい」「長く、大切に使って欲しい」と品質にとことんこだわったモノづくりをしています。転倒での引き裂きやファスナーなど、「これはダメかな?」と思うダメージでも、ぜひご相談ください。

1998年に発足された「ユーロクラブ」。一時活動を休止していたものの、2012年に第二期の活動をスタートさせました。現在では約280人の会員様に向け、最新モデルをいち早く見られる“販売店向け展示会”へのご招待や、“試着試走会”などでのノベルティ配布、Euroに関わる様々なサービスを行なっています。
http://www.gw-euroclub.jp
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