虹を探しに

公園の噴水がつくりだす虹

  • FEATURE
  • 2022.7.6 WED

雨上がりに現れる虹。雨によって空気中に広がった水滴が太陽光を反射することで、屈折率の異なる七つの光の波長によって、「赤/橙/黄/緑/青/藍/紫」の七色に分かれて見える現象を、私たちは虹と呼んでいる。

虹は、太陽を背にした時、太陽光が進む方向から42度の角度のところに現れると言われている。そのため、お昼時のような高いところに太陽がある時間よりも、朝夕の日が傾いているタイミングこそ虹は現れやすいそう。

雨はいつ降るかこちらでコントロールできないが、大きな公園に行くと大きな噴水が水を吹き上げ、水の飛沫が周囲に広がっている。その飛沫は雨後の空気のように、光を反射させ虹を発生させる。

カメラマンの三田村亮に依頼し都内の噴水がある公園で虹を探してもらった。天候等の条件が限られているため、噴水があれば撮れるということではない中で三田村が見つけた美しい水しぶきと虹の共演。