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          クールな夏へ、一歩ずつ

          足元クールビズ

          ACTION

          共創アクション事例

          エステー

          健康経営と営業パフォーマンスを両立する。
          エステー株式会社の「足元クールビズ」

          夏の足元は、
          1日にコップ1杯分
          汗をかく――

          そう話したのは、エステー株式会社(以下エステー)R&D本部で汗とニオイの研究などをしている船橋さん。「足元クールビズ」プロジェクトは、Allbirdsが呼びかける夏場の仕事靴をスニーカーに履きかえるアクション。その最初期に賛同してくださったのがエステーでした。

          「空気をかえよう」を企業スローガンに掲げるエステーは、その言葉通り「空気」に関するビジネスを研究してきた企業。

          そのエステーが「足元クールビズ」にいち早く参加したのは、夏の足元のニオイ対策を呼びかけることはもちろん、働く環境を改善できる取り組みだと感じたからだそう。エステーが「足元クールビズ」にかける期待と、ビジネス現場での実践について、Allbirdsが話を伺いました。

          夏の足元は、意外な盲点。

          今回参加したのは、人事総務部の佐藤部長、人事チームの岡田さん、R&D 本部付エグゼクティブスタッフの船橋さん、そして、Allbirdsマーケティングマネージャーの森さん。

          • 森

          • エステーさんと共創できてとてもうれしく思います。 これから「足元クールビズ」をはじめる企業や団体のみなさんにとって、エステーさんの取り組みが参考になると思い、色々聞かせてください。

          • 佐藤佐藤

          • 「足元クールビズ」を最初に聞いた時「確かにな」と思ったんです。 弊社でもクールビズというと、やはり「ノーネクタイ」という印象が強い。 足元のクールビズについては、正直、考えが及ばなかったですね。 わたしは人事や総務の担当ですが、夏の社員の働き方を快適にするという視点で、弊社に合致していたので、すぐに参加を決めました。

          • 船橋船橋

          • 実際わたしも「足元クールビズ」プロジェクトをきっかけに履きかえましたが、 本当にびっくりしました。ものすごく快適ですね。 わたしたちは汗とニオイの研究もしていますが、夏の足元の環境は本当に深刻で、大人で1日にコップ1杯分の汗をかくという報告もあります。 そんな環境を変えようというプロジェクトなら、ぜひ一緒に共創したいと思いましたね。

          足元の快適さは湿度が左右する。

          • 船橋船橋

          • 夏場の足元の環境は非常に特殊です。 気温が上がることで汗をかきやすくなる上に、特に日本では湿度が高い環境になりますので、靴の中は非常に汗をかきやすい状態になります。 靴の中の環境はとてもじめじめとしていて、水分(湿気)を吸収して足がふやける環境になっています。 これは足の健康には良くないと思われます。 さらに、湿度が高いとニオイ菌の増殖も加速してしまいます。

          • 森

          • 実は、プロジェクト立ち上げにあたって、富山にあるゴールドウインテック・ラボで実験をしました。 オフィスの温度を想定した26℃の環境で、一般的な革靴とAllbirdsのスニーカーで温度と湿度の差を計測し、体感温度を算出したところ、Allbirdsのスニーカーの方が約4℃(※)も涼しく感じられるという大きな差が出たんです。 やはり湿度対策が大切なのでしょうか。 ※26℃室内での着用比較/自社調べ。詳細はトップページを参照ください。

          • 船橋船橋

          • 特に皮革製の革靴などは水分(湿気)を通しにくいので、できるだけ水分(湿気)を通しやすい靴を履いていただくことは、対策の一つになるかと思います。 そして、洗うことも非常に大切だと思います。 一般的な革靴は洗いにくいので、水分(湿気)を拭き取るか除湿剤を使うことしかできませんが、運動靴なら洗うことで汗が落ち、臭いが軽減できます。 洗濯は汗の成分を取り除くという意味で非常に有効です。

          • 森

          • ちなみに、Allbirdsのスニーカーは天然素材をふんだんに使用しているため、洗濯機で丸洗いができるんです。 これはシューズにしてはとても珍しいのですが、夏も清潔に見た目も"クール"に保つために、定期的に洗っていきたいと思いました。

          健康経営と営業パフォーマンス
          「足元クールビズ」で両立する。

          • 森

          • エステーさんでは、今回どのような社員が「足元クールビズ」に参加いただくのでしょうか?

          • 佐藤佐藤

          • 弊社の営業現場の社員全員にAllbirdsのスニーカーに履きかえてもらいます。さらに、社長を含め経営層も履きかえることで、全社的な取り組みとしてスタートさせます。 弊社の営業本部では、「もっとお客様のところに行こう!」という取り組みを、今まさにしているところです。 一方で夏を迎えるにあたって、革靴でお客様の元へ出向く際には、汗や湿度を含めた足元の環境や動きにくさといった課題があります。 クールビズとはいえ、弊社にはまだ革靴の文化があるので「足元クールビズ」プロジェクトがきっかけになり、スニーカーも選択肢として取り入れてもらえると良いですよね。 「足元クールビズ」が快適に働くだけでなく、仕事のパフォーマンス向上にも繋がれば、今後は営業職の社員だけでなく内勤の社員も革靴からスニーカー通勤を推進していきたいです。 我々の取り組みの結果を発信することは、より多くの企業のみなさんが「足元クールビズ」を実施する後押しにもなると思っています。

          • 森

          • エステーさんでは健康経営を推進していると伺いましたが、「足元クールビズ」は良い事例になれると思っています。

          • 佐藤佐藤

          • 弊社は2022年から4年連続で健康経営優良法人に認定していただいております。「足元クールビズ」の話を人事チームの岡田に伝えたところ、「スポーツ庁で『FUN+WALK PROJECT』というものがありますよ」と提案してくれました。
            スポーツ庁が推奨しているこのプロジェクトも「歩く」ことを入り口に国民の健康増進を目指しているため、通勤や普段のビジネスシーンでいつもの仕事靴からスニーカーに履きかえることで、従業員の健康や働きやすさに繋がるのではないかと考えました。

          • 岡田岡田

          • これまで弊社では「足元」のクールビズが盲点だったと言いますか、営業職の社員は革靴を履きながら働いていますし、それに対して違和感を覚えるということはなかったのかなと思っています。 私自身もそうですが、若手としては働き方が柔軟になっていく社会潮流もあり「スニーカーを履きたいよね」という話も出ていました。 しかし取引先様からの目もありますから、なかなか踏み切れないという思いを持っていた方は実は多いんじゃないかなと思っています。 「足元クールビズ」プロジェクトに参加することをきっかけに、現場でもスニーカーを履いて働くという新しい働き方に繋がるのではないかなと考えております。

          • 森

          • Allbirdsの調査でも、「足元クールビズ」が社会に広がるためには、「取引先の理解が必要」という回答が40%、「多くの企業が参加することが大切」という回答が47%(※)と、大きな課題だと感じました。 おっしゃるように、様々な会社が全社プロジェクトとして、多くの人が一緒にはじめていることを社会に示していくことが大切だと考えています。
            同じ調査で、「足元クールビズ」を採用している企業は「今の時代にあっている」「働きやすそう」というイメージが高まる結果も出ています。
            従業員の健康はもちろん、企業ブランディングにもつながっていけると、経営層も含めWin-Winの取り組みになると信じています。 ※Allbirds調べ2025年5月

          今年だけではなく、
          未来の夏も涼しくする。

          • 森

          • Allbirdsは「ビジネスの力で気候変動を逆転させる」というミッションを掲げています。 気候変動、特に地球温暖化が進行し、地球全体の平均気温が産業革命前の水準と比べて約1.5℃上昇してしまっています。 海水の浸水が進んでしまっている国もあれば、世界最大の氷山が崩れてしまう異常事態も起こっています。 これでは将来の夏はもっと過ごしにくくなってしまう。気候変動の核となる二酸化炭素を減らすためには、まず見える化ということで、Allbirds製品全てに二酸化炭素の換算排出量を表示しました。 カロリー表示のようなものです。ダイエットするときに自分の体重を知ることから始まります。地球への負荷をどれだけかけているのかが見えないと、削減ができません。 一般的なスニーカーの二酸化炭素換算排出量が約14kg CO2eと言われますが、Allbirdsのスニーカーは平均で5.5kg CO2e。 約60%削減されています。今年の夏だけではなく、未来の夏を1℃でも涼しくしたい。そんな思いを共にする方々とぜひ一緒に「足元クールビズ」で共創し、発信していきたいですね。

          • 船橋船橋

          • Allbirdsのスニーカーに履きかえることで二酸化炭素が減るということを実感するのは難しいかもしれませんが「今年の夏を涼しく過ごしたい」人が増えて、結果的に二酸化炭素が削減されるなら、それだけでも十分なのかなと思います。

          広げていこう。
          「足元クールビズ」の輪。

          • 佐藤佐藤

          • 私も「足元クールビズ」プロジェクトで初めてAllbirdsのスニーカーを手に取って、実際に履いてみましたが、デザインによってはフォーマルなビジネスシーンでも取り入れられるのではないかと感じています。 スニーカーに履きかえることによって、毎日の仕事で歩くことが健康に繋がるし、夏場の暑い時期も快適に過ごせる。 もっと多くの企業が取り組んでいくと社会も変わるかと思います。

          • 岡田岡田

          • 私は今日革靴で通勤し、オフィスでAllbirdsに履きかえてみたのですが、履きかえた時は少しソワソワしたんです。 誰かに何か言われるかなと思ったのですが、やはりシンプルな黒のデザインはスーツスタイルとも馴染むので、誰からも「スニーカーで来たね」と言われることがありませんでした。 スニーカーとしてすごく履きやすいのはもちろん、気持ちの面でも快適でした。

          • 森

          • 数には限りがあるのですが、Allbirdsのスニーカーを贈らせていただき、業界の垣根を超えて、「足元クールビズ」の輪を広げていきたいと思っています。 様々な働く人の足元を快適に、そして夏を1℃でも涼しくする。ぜひ一緒に声を上げて、発信していきましょう!