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SET UP FOR TREKKING

山小屋泊登山の装備

mountain hut trekking CHECKLIST

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mountain hut trekking CHECKLIST

山小屋泊登山の魅力は、日帰り登山では味わえない、夕焼けやご来光といった山々の絶景や小屋での宿泊のひととき。山小屋は天候の心配が少なく、寝具や食事付きで装備も軽量化でき、体力負担も軽減できます。

日帰りでは難しい奥山や高所への挑戦も可能になり、登山の幅がぐっと広がります。快適で安全な山小屋泊に必要な装備を一緒に見ていきましょう!

日帰り登山の装備を見る

ウェア

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ウェアの選び方

日帰り登山と大きく異なるのは、「山小屋内でリラックスして過ごすための衣類」を準備する必要があるという点。行動中の快適性はもちろん、山小屋での休息時間も心地よく過ごすためのウェア選びのポイントを、カテゴリごとに紹介していきます。

レインウェア

雨天時に限らず、風や冷気の侵入を防ぐ目的でも活躍します。
標高の高い森林限界を超えた稜線では、夏でも冷たい強風が吹くことがあり、出番も多くなります。また、夕日やご来光を眺める際には、ダウンやフリースの上から羽織るのもおすすめです。登山にまだ不慣れな方は、薄手の軽量モデルよりも、生地のしっかりしたタイプのレインウェアを選ぶと安心です。

ウィンドシェル

適度に風を防ぎ、蒸れを逃がしてくれるウィンドシェル。夏山では朝夕の肌寒い時間帯に役立ちます。軽量・コンパクトな製品が多く、幅広いシーズンで使える汎用性の高さが魅力です。

ダウン・中綿

標高の高い小屋では室内でも冷えることがあるため、夏でも防寒用に用意しておきましょう。星空や朝焼けを見る際の防寒着としてもおすすめです。

フリース

標高の高い山では、夏でも気温が低いため防寒対策が必須。使い勝手の良い薄手のフリースジャケットを用意しておくと便利で快適。山小屋でのリラックスウェアとしても重宝します。

ベースレイヤー

汗を素早く吸収、拡散させるベースレイヤー。高低差のある山では寒暖差が大きいため、換気のしやすいハーフジップタイプもおすすめです。

トレッキングパンツ

日帰り登山と同様に、ストレッチや立体裁断などが施された足を動かしやすいものがおすすめです。森林限界を超える場合は、通気性のあるタイプのパンツは避けましょう。

アンダーウェア

汗冷えを避けるため、速乾性の高い素材のものを選ぶと快適です。汗で濡れてしまうこともあるため、小屋での着替えとして、余分に用意しておくと安心です。

トレッキングシューズ

日帰り登山よりも荷物が多く、岩場のシーンも増えてくるため、よりソールや足首がしっかりとしたミッドカットタイプがおすすめです。

トレッキングソックス

長い時間歩く登山は足への負荷が大きいため、厚みがありクッション性が高い登山用ソックスの着用がおすすめです。濡れてしまうことも考え、替えのソックスも用意しましょう。

キャップ・ハット

標高が上がるにつれ紫外線も強くなるため、代表的なキャップに加えてハットタイプもおすすめです。天気が不安定な時は、雨も想定し防水仕様を選ぶのもポイント。

グローブ

森林限界を超えた稜線上では、風が吹くと夏でも手がかじかむ程の寒さに。手を使って岩場を登ることもあるため、保護目的としても用意しておきましょう。

サングラス

紫外線が強くなる高山では、目を守るためにサングラスの着用をおすすめします。

山小屋ウェア

山小屋に着いたらリラックスしたウェアに着替えたいもの。一息つくと体が少し冷えてくるため、温かみがあり肌触りの良いウェアがおすすめです。パンツもゆったりとしたものの方が快適に過ごせます。下山後の着替えと兼用するのも◎

持ち物

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バックパックと中身

山小屋泊登山におすすめのバックパックと、持っていくべきアイテムを3つの分類で紹介します。

バックパック

日帰り登山よりも荷物が多くなるため、30~40リットルくらいを目安に選びましょう。歩く距離も長くなるため、腰でも荷物が支えられるウエストハーネスがあるタイプがおすすめです。
小屋の中で貴重品やヘッドライトなどを持ち歩くポーチもあると便利です。

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山小屋泊登山のバックパック参考サイズ(ウラノス35 / 着用モデル173cm)
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1. ウェア、登山ギア

レインウェアやフリースなど、通常出番の少ないウェアや山小屋での着替えを入れておきます。
山小屋での寝具は共有なので、気になる方はインナーシーツを用意するのもおすすめです。岩場の多い場所ではヘルメット着用も必要になってきます。

 ・レインウェア
 ・ウィンドシェル
 ・ダウン・中綿ウェア
 ・フリース
 ・グローブ
 ・山小屋での着替え
 ・インナーシーツ
 ・ヘルメット
 ・トレッキングポール

2. 食料・飲み物

歩行中や休憩時に食べる行動食や昼食、飲み物を用意したら取り出しやすい上部に入れましょう。山小屋で自炊する場合は、バーナーやコッフェルなども持っていきます。

 ・行動食
 ・水筒
 ・昼食

3. ナビゲーション・緊急時用

怪我をした時のファーストエイドキッドや消灯後の明かりとしてヘッドライトも忘れずに。
山小屋でのお支払いは現金のみの場合もあるので、細かいお札や硬貨も用意していきましょう。

 ・地図、コンパス
 ・スマートフォン、充電バッテリー
 ・ヘッドライト、予備電池
 ・ココヘリ、熊鈴
 ・財布
 ・日焼け止め、リップクリーム、虫よけ
 ・タオル、手ぬぐい
 ・歯ブラシ
 ・汗拭きシート、メイク落とし
 ・ナイフ、ホイッスル
 ・ファーストエイドキット
 ・エマージェンシーシート
 ・トイレキット

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暖かくゆったりとしたウェアで、山小屋での時間を楽しみましょう