TECHNOLOGY

自分の熱を活かし、スポーツにも普段使いにも、さまざまなシーンを快適にする高機能素材。

光電子®ウエアを着たときに感じる心地よいあたたかさは、どこから来ているのでしょうか。その答えは、自分の体温。着る人の肌から放射する遠赤外線(体温)を光電子®繊維に含まれた高純度の微粒子セラミックスが吸収し、自ら身体に戻すことで、快適なぬくもりを生み出します。あなた自身が放つ「遠赤外線(体温)」というエネルギーで、今年の冬は、よりあたたかく。

TECH.1 自然なあたたかさが持続

光電子®は、体温域で効率よく遠赤外線(体温)を輻射する機能的な素材。人体から放射される遠赤外線(体温)を吸収、放射して人体に送り返すので、自然なポカポカ感が持続します。

TECH.2 ドライで快適

汗などの水分が蒸発しやすくなるため、衣服内はドライで快適な状態に保たれます。

TECH.3 身体に優しいあたたかさ

光電子®ファイバーがもたらすポカポカとしたあたたかさの源は、着用する人の体温(遠赤外線)です。「加温」ではなく「保温」することにより、穏やかで心地よいあたたかさが得られます。

身体をあたためる「遠赤外線」とは

光電子®がもたらす、ポカポカしたあたたかさの源は、着用する人の体温、すなわち遠赤外線です。太陽や人体から放出されている身近な光線が遠赤外線。私たちの眼には見えませんが、遠赤外線は物質に吸収されやすい性質を持っていて、身体をあたためることができます。だから、太陽に当たるとポカポカとあたたかく感じるのです。

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*光電子は株式会社ファーベストの登録商標です。
*あたたかさの感じ方には個人差があります。使用する環境やコンディションにより、効果には個人差があります。

光電子® 誕生秘話

成功の糸を手繰り寄せたのは、遠赤外線にかけた男の情熱でした。

光電子®の特許を持つのは、各種機能素材を販売する(株)ファーベストです。その前身は、意外なことに砂糖の専門商社でした。当時、社員だった溝口明弘(現・同社専務取締役)が抱いた遠赤外線への興味が、光電子®誕生の糸を手繰り寄せたのです。

発明の糸口は「遠赤外線が食品の鮮度保持に効果があるのではないか?」という仮説でした。溝口はファーベストの前身である名古屋の福谷(株)で実験を開始。遠赤外線放射材料を入れた袋と、そうでない袋の両方にほうれん草を入れ、その様子を1週間確認したのです。前者はほとんど変化がなく、後者は1日で変色してしまいました。

「…であれば、遠赤外線は人間にも効果があるのでは?」と溝口は考えました。遠赤外線は、電気ストーブやヒーターを始めとする高温ではその効果を発揮します。しかし、人間の体表温度域(32℃~34℃)で輻射効率が高い繊維は当時ありませんでした。その後、遠赤外線研究のエキスパート・K氏が入社し、心を合わせて研究を続行。微粒子セラミックスに希土類金属酸化物を混合して、ポリエステル繊維に練り込むことで、体表温度域での効率的な遠赤外線輻射の技術開発に成功したのです。 そして1998年(平成10年)に特許を、その後は国際特許(12ヵ国)も取得。光電子®は今、スポーツアパレルや寝具、フットウエアにいたるまで幅広い分野で活用されています。

スポーツにも、普段使いにも体温を還元し、さまざまなシーンをあたたかく快適にする光電子®ラインナップ。