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TIPS
雨や土、ホコリ、またはテント内で食事をした際にもテントは次第に汚れていきます。ウエアのようにこまめなケアは不要ですが、長期の旅から戻った際など気になった時のメンテナンスを心がけましょう。
MAINTENANCE
テント生地を傷めてしまう原因で最も多いのが、湿気を含んだままスタッフバッグで保管してしまうことです。
登山や旅の途中では仕方ないことですが、家に戻った時には必ず乾燥させるようにしましょう。
そうすることでカビの発生やイヤなにおいを避けることができます。
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テントはできるだけ部分洗いに留めます。まずテントを設営し、汚れている部分をさまざまな角度からチェック。
食べ物や飲み物、薬品などのシミ、泥などは中性洗剤を含ませたスポンジで取り除くことが可能です。
逆にカビが発生してしまっていたら取り除くことは不可能だと考えましょう。
スポンジでこする際に注意すべき点は、洗剤が残らないようにきちんと濡れタオルなどで拭き取ること、それとコーティングを傷めないように内側の生地をあまり強くこすらないようにします。
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全体的なにおいや、広範囲の汚れが気になる時は手洗いが有効です。
バスタブほどの大きめの容器にぬるま湯(30℃以下)を張り、中性洗剤を溶かし、優しく手で押し洗いをします。
その際、持ち上げたり、強く絞ったりすると生地や糸の破損につながりますので慎重に作業をしてください。
汚れが落ちてきたら洗剤がテント生地に残らないよう十分にすすぎを行います。
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脱水を短時間で終わらせ、風通しの良い場所で乾燥させます。
屋外でテントを設営した状態で干すことが最もスムーズですが、フロアに汚れが付く事を気にする場合はベランダなどでも問題ありません。
乾燥が終わったら、仕上げに撥水スプレーを塗布しておくと汚れの防止にもなります。
次回も気持ちよく使うためにポールやペグなど各パーツの点検もしておきましょう。
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テント生地で最もダメージを受けやすいのがフロア部分です。
土やホコリで汚れるだけでなく、鋭利な石の上などに設営して穴が空いてしまうことも考えられます。
そんなリスクを回避するためにあるのがフットプリントです。
フットプリントを使うと結果的にテントの寿命を長くすることができます。
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STORAGE
使い終えたテントは、少なからず湿気を含んでいます。
帰宅後にはスタッフバッグから出して乾燥させましょう。
もし湿気や汚れが袋の中で密閉されているままだと悪臭やカビの発生にもつながるので、十分な配慮が必要です。
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テントを設営した状態で干すと短時間で済みます。
もし場所がないようならベランダ干しも可能です。
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収納の際、フライシートの折り目はいつも同じところで折っていると折癖がつき、そこから防水性能が落ちてくることがあるので毎回折り目を変えるようにします。 3
ポールの収納はテンションコードにストレスを与えないように、常に均等に2分割しながら畳むようにします。 4
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