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山登りに必要なモノ。

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澄み渡った青空に頬を撫でるひんやりとした空気。緑輝く明るい森の中を、鳥のさえずりや川のせせらぎ聞きながら歩く。大自然の美しさはやっぱり五感で感じたいものですよね。

とはいえ大自然の中に一歩足を踏み出すと、そこには普段の生活からは想像もできないような厳しい環境が待ち受けています。標高が100m上がることに、気温はおおよそ-0.6℃ずつ寒くなっていき、風速1mごとに体感温度は1度下がると言われています。突然の雨や雷など、ちょっとした天候の変化であっという間に体温が奪われ、時には取り返しのつかない事故につながってしまうこともあります。そんなリスクを少しでも軽減するためにも、トレッキングにおける装備選びはたいへん重要です。

ここでは、サマーシーズン(夏期)の日帰りと山小屋泊のトレッキングを想定した基本的な装備についてご紹介いたします。ぜひ、参考にしていただき、安全で快適なトレッキングをお楽しみください。

#Summer
レイヤリングについて
Layering
服装選びで、考えなければならないのはレイヤリング(重ね着)です。 まずはそれぞれのウエアの役目(機能)を把握しておくことが重要です。 吸湿速乾性の高い「ベースレイヤー」で汗冷えを防ぎ、「ミドルレイヤー」で内部をドライに保ちながら保温性を確保して、防水透湿性の高い「アウターレイヤー」で雨や嵐から身を守ります。 これらを天候や気温に応じてレイヤリングします。 樹林帯での登りや吹きさらしになる稜線上での行動、長時間の休憩時など、体感体温の変化に応じて、手早く脱ぎ着できるような工夫が必要です。 オーロラ鑑賞などで重宝する分厚いダウンジャケットなどは、細かい体温調節が必要なトレッキングのレイヤリングには適していませんのでご注意ください。
山へ出掛けよう
  • BASE LAYER

    ベースレイヤー

ベースレイヤーは直接肌に触れる衣服のため、レイヤリングの中でも最も大切なウエアです。汗を受け止めるものなので、速乾性が重要です。渇きにくい綿素材は、汗によって体感温度を下げてしまうため不適です。

薄手、地厚、半袖、長袖など様々な製品の中から、訪れる場所(山域や標高)や天候、気温によって着用(携行)するウエアを判断してください。半袖を着用する場合でも長袖も携行し、急な天候の変化に備えておきましょう。

なお、吸湿速乾性に優れたTシャツを着ても、その下に着る下着(ブラやショーツ)が濡れていたら意味がありません。汗冷えしないために下着も吸湿速乾素材のものをお選びください。

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  • MIDDLE LAYER

    ミドルレイヤー

ミドルレイヤーの大きな役割は保温性の確保です。素材はダウンや化繊の中綿、フリースなどが挙げられます。

その中でも、ダウンは同じ重量で比較すると一番暖かいところが特徴です。ただ、濡れると保温効果が急激に低下するため、ザックの中にしまう際には、雨が降っても濡れないよう対策が必要です。

一方、化繊の中綿やフリースは、濡れた場合でもある程度の保温力を発揮してくれます。なお、訪れる場所(山域や標高)によっては、複数のミドルレイヤーを重ね着する場合もあるため、携行するウエアの枚数が異なります。

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  • OUTER LAYER

    アウターレイヤー

別名アウターシェルとも呼ばれ、その名のとおり殻(シェル)のように悪天候時に雨風から身を守る役目があります。そのため防水性と防風性が必要です。

また、衣服内は汗をかくので、内側の水分を逃がす透湿性も欠かせません。この防水性、防風性、透湿性という3つの機能を兼ね備えた素材(ゴアテックスなど)のウエアであれば雨具との兼用が可能です。

山の上は天候が変わりやすいので、晴天時でも必ず雨具は携行してください。雨天時以外で風が強い時や、雨具を着るほど寒くない時などには、コンパクトに収納できる防風性のあるアウターもあると便利です。

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  • PANTS

    パンツ

トレッキング時のパンツには動きやすさが求められます。パンツはストレッチ性が高く、膝部分が立体裁断されているものを選ぶと足上げにストレスがありません。また、速乾性素材のものが快適です。

雨が降ってきた時のために、履いているパンツのさらに上から身につけるレインパンツ(雨具)も必ず準備しておきましょう。

なお、パンツの下にも温かいベースレイヤーを身につけると、より一層の保温効果を感じられますので、高山や山小屋、テント泊の山行の場合は、追加で携行しておくことをおすすめします。

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  • SHOES

    シューズ

トレッキングでは整備されていなトレイルを歩くことが多いため、足首がしっかりサポートされているミッドカットまたはハイカットをお選びください。また、防水透湿性素材(フューチャーライトやゴアテックスなど)を使用したモデルが快適でおすすめです。

さらにソールの固さもシューズ選びで重要なポイントの一つです。ソールが固いほど安定感が生まれ、また靴底全体を地面に接地できないような岩場(つま先側だけに重心がかかる)など不安定な個所を長時間歩く場合には疲れにくいのが特徴です。そのため、重い荷物を担ぐ縦走登山などにはソールの固いシューズがおすすめです。

一方で、低山や富士山などの岩場の少ない登山道を歩く場合は、軽量かつソールが固すぎず柔らかすぎない中間程度のものを選ぶと良いでしょう。遊歩道や木道主体の軽ハイキングや散策であればローカットでも十分ですが、その場合はグリップ力があり滑りにくいソールを使用した製品をお選びください。

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  • BACKPACK

    バックパック

バックパックを選ぶ際に最優先に考慮すべきは容量です。山行計画によって必要な持ち物が異なるため、当然、準備しなければならないバックパックの容量も変わります。

一例としては日帰りハイキングであれば20L~30L。山小屋泊であれば35L~40L、テントでの1泊と伴う登山では50L~60L程度あると安心感があります。

雨対策としてレインカバーも合わせて準備し、ザック内はスタッフバッグ等を活用してあらかじめ防水対策を万全にしておきましょう。

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  • OTHERS

    その他のアイテム

靴下はウール製で足裏が肉厚になっているものが快適です。手袋は手の保護と防寒用にあると便利です。帽子は日除け用にツバのあるものが良いでしょう。さらに訪れる山域(エリアや標高)によっては耳まで覆う防寒用の帽子も追加で必要になります。

なお、膝や筋肉をサポートするトレッキング用のスポーツタイツを着用することで、下半身への負担が大幅に軽減され、疲れにくくなるためぜひおすすめしたい装備のひとつです。

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