1969年東京都生まれ。

大学時代はアルバイトでキャンプやスキーのガイド、パトロールを務める。同じ頃、登山家・戸高雅史氏に出会ったことを機に高所登山に目覚め、アコンカグア（6090m／アルゼンチン）、チンボラソ（6310m/エクアドル）単独登頂、北米大陸最高峰のデナリ（6194mアラスカ）登頂を成し遂げる。高所登山の最終調整として、1996年「日本山岳耐久レース」に初出場。1998年には雑誌の特集で紹介されていたアドベンチャーレースに興味を抱き、プロチーム『チーム・イーストウインド』に所属する。その後本格的にアドベンチャーレースに打ち込むべく群馬県みなかみ町へ移住し、昼間は利根川でラフティングなどのパドリングトレーニング、朝・夕・空き時間は、ランニングやマウンテンバイクに乗る生活を送る。2003年、アドベンチャーレースのトレーニングの一環として再び参戦した「日本山岳耐久レース」で７位、翌年同レースで優勝を果たす。連覇を狙うも2005年大会では鏑木毅選手に１分差で競り負け、２位に。こんなにも強い選手がいるなら倒したい、という悔しさからトレイルランナーに転向を決める。大きなケガに見舞われながらも2012年「UTMF」では５位入賞、2019年「UTMS110K」４位入賞など、50歳を迎えた現在も第一線で活躍し続けている。近年は大会プロデューサーやコースディレクターを務めるほか、トレイルランニング講習会やツアー等も行う。