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THE NORTH FACEATHLETE

ATHLETE

サム・アンタマッテン
スキーヤー
サム・アンタマッテン
SAM ANTHAMATTEN

ツェルマット、スイス

マッターホルンの麓にある町ツェルマットで、サムは2人の兄を含む優秀な登山家やマウンテンガイド、世界レベルのスキーヤーに囲まれながら育った。
そんな彼が山岳ガイドを目指し、24歳という若さでUIAGM認定されたことは驚きではないはずだ。3兄弟は皆UIAGM認定の山岳ガイドでこれまでの経歴にはヒマラヤ登頂、マッターホルンでのスピード記録保持者、アイスクライミングW杯で総合優勝、そしてパタゴニアのセロトーレとフィッツロイでのクライミングなどがある。しかしながら彼の持つビッグマウンテンでの技術はガイドで手本としていたスタイルとは違う。アイスクライミング、マウンテニアリング、ビッグマウンテンでのスキーや撮影でのスキルや経験を持つ32歳の彼は、高度、難度ともに高い山で、素早く流れるようなスーパーGターンで最新の技を混ぜながら滑る。世界の最高峰と言われているスキーヤーとも違うライン選びをするのだ。多くのビッグマウンテンスキーヤーが普通なら躊躇してしまう難関度の高いノーフォールゾーンのエントリーでもマウンテニアリングの経験を味方に付け、山での可能性を広げ、積極的なラインどりで果敢に挑む。
2013年6月に、ペルーのコーディレラブランカへMSP「Days of My youth」の撮影で訪れた彼は、アルパマヨとキタラジュに挑戦するのだがチームメイト曰く斜度50度のアイスバーンに直面したにも関わらず彼は、エスプレッソを飲むかのようにジョークを飛ばしていたという。ツェルマットでの「This is Home」の撮影ではクレバスから監督と、カメラマンを救出。
2010−2011年FWTでガイドを務めた後、エルキャピタンを登っていた彼のところへ、FTWのワイルドカードでのエントリーのオファーを受けた。初めてのソチ大会で優勝、オーストリアで13位、ベルビエのファイナルを5位で終え、彼の初シーズン総合2位で終えた。
サム曰く、アルピニストからフリーライダーへは4ヶ月で転向した。
クレイジーな競技からは離れて自分のルーツに戻りたいと話す。
「フリーライディングで養った技術を活かしてアルピニズムに戻りたい。その2つを上手く合わせることでさらに可能性が広がると思う」。
サムの言う可能性とは、妥協することなく高難度のピークの急斜面を誰よりも最初にスキーで滑降し、高い結果を出すことである。
サム・アンタマッテンは着実にスキーの歴史に名を刻んでいると言えるだろう。

実績
ブレイトン 北壁 SUpersaxo
ワイスホルン 南壁
マッターホルン, east face
総合2位入賞, FWT 2011
1位 ソチ, FWT 2011
映像パート MSP映像 二作品
TNF ビデオ映像 「Ushba, My Playground」