根を張り、枝葉を伸ばし、ちいさな木が、やがてたくさんの生命を宿す大きな森になるように。THE NORTH FACEは、ひとりの一歩に寄り添いながら、環境について考え、取り組んでいきます。「One Product One Tree Campaign」は対象商品1点のご購入につき、1本の植樹を行うプロジェクト。環境保全に配慮したグリーンマテリアル(リサイクルナイロンなど)を用いた商品を通じて、今までに8,000本を超える植樹を行ってきました。
植樹は、環境問題と直接的に結びつくアクションですが、その根底にあるのは、環境や他者、社会への思いやり、またはひとりが踏み出す新たな一歩ではないでしょうか。今季の「One Product One Tree Campaign」では、そうしたマインドを持ち、生き方として実践するひとたちの物語と共に、THE NORTH FACEのスタンダードプロダクトをご紹介します。ご紹介する5組の生き方や考えが、同キャンペーンに参加いただく、ひとりひとりの新たな一歩にも繋がることを願って。
自分より一歩先のフィールドへ踏み込み、
ひとから社会、環境へと思いを繋ぐひとたちの物語
キャンペーン概要
グリーンマテリアル*採用の対象商品
お買い上げ1点につき1本の植樹を行うプロジェクト
“One Product One Tree”。
日本国内への4,000本の植樹を目標に開催します。
対象商品のご購入1点につき、
先着でオリジナルステッカーを差し上げるほか、
応募者の中から抽選で10組20名様を
2023年10月実施予定の植樹イベントにもご招待。
*グリーンマテリアル:リサイクルナイロンなど
今後の植樹報告や関連イベントに関しても、
こちらのキャンペーンページにて告知していく予定です。
【GOLDWIN WEB STOREでご購入時の注意事項】
過去のキャンペーン報告
自然環境への負荷を軽減するために
植樹活動をはじめとする、
さまざまな取り組みを進めています。
「ONE PRODUCT ONE TREE」とは、対象の製品が1点販売されるごとに1本の植樹を行うTHE NORTH FACEが取り組む環境プロジェクトです。昨年は学生ユーザーの多いデイパックが対象でしたが、今回は新生活を迎える社会人や子供向けの製品にも対象品番を広げて、再びキャンペーンを実施しました。
結果、期間中にみなさんの手に渡ったバックパックの総数は、昨年を大幅に上回る6,963個。その気持ちは小さな苗へと姿を変え、北海道沼田にある「三井物産の森」に4,000本(*1)、そして神奈川県丹沢の「菩提峠」にも植樹されました。
10月末には、秋らしく爽やかに晴れ上がった空の下、丹沢・菩提峠で植樹祭が行われました。THE NORTH FACEチームは、今回で植樹への参加は3回目。ヤマザクラ、モミ、カエデ、コナラなど、15種類ほどの苗を偏らないよう、密集しないよう気をつけながら植えていきます。この小さな苗が立派な森に育つまでには、100年以上もの長い年月がかかるそうです。
「前回、植樹をした春と比べると、山の様子が大きく変わっていることに驚かされました。下草が伸びて、春に植えた苗が埋もれてしまっていたり。1から森を作る難しさを感じています。今後はより多くの方々が参加できる『植樹+α』の仕組みも考えていきたい。楽しみながら未来のことを考えられる良い機会なので、子供たちが体験できる形にしようと考えています。植樹した事実だけで終わらせない、継続的な取り組みを発信していきたいです」と、企画・製品担当の丸毛圭二さん。
植樹祭を主催した丹沢自然保護協会の中村道也さんも、こう口を揃えます。 「近年は、みなさんの自然環境に対する意識が高まってきていると感じていますが、自然保護活動は1、2年ではわかりやすい成果は見えづらいものです。植樹活動はあくまで私たちの活動の一部。今回のキャンペーンをきっかけに、より多くの方々が自然環境に興味を持ち、さまざまな自然保護活動に継続的に協力していただけるとありがたいです」
当キャンペーン終了後も、THE NORTH FACEでは「GREEN IS GOOD」というコンセプトのもと、環境への負荷を軽減するためにさまざまな取り組みを進めています。その中には、みなさんが参加できるプログラムも用意されています。
私たちの中に芽生えた小さな芽に、少しずつ水を与え、時間をかけて大きく育てていきましょう。
キャンペーンを受けて、
サクラやカエデの木、約100本を
神奈川県丹沢菩提峠に植えました。
THE NORTH FACEは今年3月、対象商品が販売されるごとに1本の木を植える「ONE PRODUCT ONE TREE meets BACK TO SCHOOL Campaign」を行いました。
キャンペーンを通して販売されたバックパックは約4,100個。購入いただいたみなさんの選択をよりよい未来につなげるために、THE NORTH FACEはこの秋、約4,100本の木を国内に植樹します。約4,100本のうち、約4,000本は三井物産フォレスト株式会社と協働するかたちで北海道沼田にある「三井物産の森」に。残りの約100本は、THE NORTH FACEのスタッフと契約アスリートたちが、自らの手で神奈川県の丹沢菩薩峠に植えることに。
10月下旬のある秋晴れの日に、約20名のスタッフとアスリートが丹沢の森に到着。イベントを主催した丹沢自然保護協会のみなさんの指導のもと、ヤマザクラ、マメザクラ、クリ、カエデ、モミジ、ニシキウツギといった木々の苗を山の斜面に植えていきます。
主催の方の話によれば、植えた苗が森になるには100〜200年かかるといいます。自分たちで植えた苗が、きちんと育っていきますように。THE NORTH FACEは、これからも丹沢の森を見守っていきたいと思います。
苗が木になるには、自分の生きている時間よりも長い時間がかかるもの。自分で苗を植え、長い目でその変化を見守ることは、より思い入れをもって行える環境活動だと思います。スキーヤーが雪が少なくなっていることについて声を上げているように、普段から山で過ごすことの多いトレイルランナーだからこそ伝えられることがあると思うので、これからも植樹活動に参加し、発信をしていきたいですね。
──宮﨑喜美乃さん(トレイルランナー)
今回イベントに参加をして、誰でもできるのが植樹のいいところだと思いました。次回は子どもを連れてきて、一緒に木を植えたいです。それと同時に、誰でも植樹に参加できることはまだまだ知られてない。THE NORTH FACEがアスリートとともにこうした活動に取り組むことで、一人ひとりが発信するよりも、より大きな声で環境問題についてのメッセージを伝えていけるんじゃないかと思っています。
──門司陽佑さん(企画・製品担当)
演じることは
誰かを気にかけること。
自分という輪郭を超えて。