NOTES ON CAMPING NOTES ON CAMPING
NOTES ON CAMPING
WHY GO CAMPING? WHY GO CAMPING?
1

好奇心と探求力が
育まれる

自然には知らないことがたくさん。
遊びを通じて「なんで?」と考えながら、自然の面白さを一つひとつ知っていきます。
それがまた次の知らないことへの探求力や旺盛な好奇心を育てます。

2

五感を使い、
前頭葉の発達を促進

目をこらして探す動物の足あと。拾い集めた木の実の感触など……。
自然の中では五感をフルに活用します。
それにより脳の前頭葉が活性化され、集中力アップなどが期待できると言われています。

3

ボディーバランスが
よくなる

舗装された道とは違い、自然の道は平坦ではありません。
でこぼこや起伏がある場所で遊ぶことで、地形に合わせた身体や力の使い方を覚え、
ボディーバランスが向上します。

4

生活リズムの改善

泊まりがけでキャンプをして朝、昼、夜と自然のリズムで過ごすと、
いつもより食欲が出たり、夜はよく眠れたりします。
1日の時間の流れを感じながら、普段よりゆっくり過ごしてみましょう。

長谷部 雅一

長谷部 雅一
(はせべ まさかず)

2000年〜2001年の世紀をまたぎ、丸一年かけて世界一周の旅をする。現在もロングトレイルや秘境をザックを背負って歩く旅人。プロジェクトの企画・コーディネート・運営の他、研修講師、インタープリター、場づくりの仕掛け人も務める。ラジオ、テレビなどのメディアでも活躍中。
著書:『ネイチャーエデュケーション』(みくに出版)、『子供と楽しむ外遊び』(地球丸)、『自作キャンプアイテム教本』(グラフィック社)、他。

大自然の中へ出かける前に

野生動物の足跡やウンチ、見たことのない植物など大自然の中には新しい発見がたくさん
待っています。
思いっきり楽しい時間を過ごせるように、事前に準備をしておくと役立つ6つのポイントを
紹介します。
親子で一緒にポイントをしっかりと押さえて出かけてみましょう!

POINT
1
朝晩は思ったより冷え込むことも多いので、風邪をひかないように、住んでいる場所よりマイナス10℃ 寒くなっても大丈夫なウェアリングにしよう!
2
ランタンだけではなく、身軽に動ける懐中電灯やヘッドライトを持って行こう!暗くなった場所を安全に歩いて、お昼の様子と比べてみるのも◎
3
雨が降っても自由に動けて、水の浸入を防げるように、傘だけではなく、レインポンチョ・ハット・ブーツを防備しよう!
4
簡単な応急手当ができると、安心にもつながるので、虫除けやファーストエイドキットも必須!
5
「汚れるからダメ」と遊びを止めなくてもいいように、ウェア・靴・タオルは多めに持っていこう!(プラス1セットずつでもOK)
6
自然観察をするときはえんぴつ、ノート、メジャーを持って行こう。寒い場所ではボールペンは書きづらいので、えんぴつがおすすめ。

だれが残した足跡??

森に住んでいる野生動物たちは日々活発に
動いています。
普段はじっくり見ることのない地面に目を向けてみると、そんな動物たちが残した足跡に
出会えるかもしれません。
特に雨上がりの日は泥や土の上にハッキリと足跡が残っていることが多いのでチャンスです。
いつもより慎重にゆっくりと歩いて
みましょう。

だれが残したウンチ??

足跡の主を特定するのに、ウンチを見つけることも大きなヒント。
それぞれのウンチには、その動物の大きさと食べた食物が大きく反映されています。
よく地面を見てみると、落とし物が
見つかるはず。
それぞれの特徴を見ながら、探しに行って
みましょう!

1

雑食動物のウンチ

植物の果実、種、葉のほか、昆虫の身体の一部などが含まれている。キツネのウンチはタヌキのと大きさは似ているが、片方の先が細長くとがっている。

2

草食動物のウンチ

栄養が豊富にある草を食べています。たくさんのエサを摂取する分、消化吸収しきれないものが多いので、ウンチの量も多いことが特徴です。

3

木のまわりや上も
チェックしてみよう!

小さな動物たちのウンチが発見できるかもしれません。