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薪をあつめる
乾いている木を見つけて、4種類の太さの薪をあつめる。
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薪を組む
丸めた新聞紙の上に、細い薪から太い薪へと1本ずつていねいに円すい状に組んでいく。
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火をつける
薪が組めたら、さっそく火をつけてみよう。
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火をコントロールする
太い薪にしっかり火がついているか確認し、先が燃えるたびに、薪をだんだんと中央へ寄せていく。
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火を活用する
食べることで火のありがたみを体感することができる。
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消火する
バケツをつかって水をかけて、完全に火を消す。
イラスト:成瀬洋平
薪を折るときは、手や耳の感覚をつかおう。自分の指で折って、パキッと高い音が鳴るか確かめる。
濡れていたり、しなっと曲がるものは火はつかないよ。薪を足すときは、燃えそうな場所を選んで手でていねいに置くこと。
投げると組んだ薪がくずれてしまうよ。できるだけ、生で食べても大丈夫な素材を焼こう。
火を消すときは責任をもって自分ですることで、火のこわさやおもしろさがわかるんだ。
自分の手をつかうことが大切。
五感をつかって物事の先を読みながら、状況を察知しよう。
※たき火を直火でしてよいかどうかは、各キャンプ場にお問い合わせください。
子どもたちが本物にふれる体験はとても大切です。親の関わりかたで、子どもの成長もかわってくるので、あたたかく見守ってあげてくださいね。子どもはあまり視野が広くないので、集中していて何かに当たりそうになったり転びそうになったときは、手を差しのべるのも親の役割。親子によって手をそえるタイミングや割合は違うため、子どもが自分の力でやりとげた感覚を残してあげることで、ひとつの体験をふり返ることができますよ。
未来の地球を受け継ぐ子どもたちとその親に、自然に寄り添い、生きる力を育んでもらいたいという思いから、親子で学ぶ自然体験プログラム「THE NORTH FACE KIDS NATURE SCHOOL」を実施しています。
このスクールでは子どもたちの冒険心を呼び起こし、自然にふれることで得られる体験や知識、そして自分の限界に挑戦する飽くなき探究心を育てます。
自然のなかで過ごすことで、感性豊かな子どもたちの五感をたくさん活用して、日々の生活をより豊かにたくましく成長してほしいという願いも込めています。詳細は下記、公式サイトをご覧ください。