MEN’S STYLING 01

ULTRA MARATHON

MEN’S STYLING 01 - ULTRA MARATHON

STYLING POINT

「丸一日を走り続けるウルトラマラソンでは、レース中の気温や気象条件の変化、つまり寒暖差が予想以上に激しいです。だから、速乾性には十分すぎるほど気を遣います」。汗冷えはランナーの体感以上に体力を奪っていく。かいた汗は速やかに排出・蒸散されなくてはならない。ゆえにすこぶる薄く、軽いウェアを“第二の皮膚”として選ぶべきだ。「THE NORTH FACEのトップスは登山の寒暖差に対応すべく開発した速乾性をバックボーンに持つため、ドライ性能に優れています。小雨に打たれたあとでも、気が付いたときには乾いているほど。途中で着替えた記憶がありません。それでも、念のためしっかりパックを背負って予備のウェアや食料などを携行するようにしています。余計な心配ごとが消えて、ゴールへと集中できますから。下着替わりにハーフタイツを着用して、筋衝撃を抑えるのもダメージの軽減に繋がります」

バックパック

トレイルランのために開発されたバックパックは、ロードラン用とは揺れの少なさが段違い。レインウェアやスマートフォンなどを携行するためにあると便利。ウエストポーチは腹部への圧がかかるので、ベストのように“着る”パックが正解。

超軽量アウター

フルマラソンを超える距離を走るのだから、レース中の外環境は予想以上に変わりゆくもの。サッと羽織れるジャケットをポケットに忍ばせよう。手のひらサイズ以下へとコンパクトに畳める軽量アウターは武器であり、保険でもある。

ファストフォーム

ファストフォームと呼ばれる新テクノロジーを搭載。ミッドソールに「よく弾むEVA」と「硬度の高いEVA」の2種類を組み合わせている。反発弾性を高めるとともに、それと相反する前後左右へのブレが抑制される。

ヘッドウェア

直射日光は眼精疲労を生み、やがて全身の疲労を誘う。スポーツにおけるUVケアは、欧米では学生スポーツの段階からの常識だが、日本ではまだまだ軽視されているのが現状。汗留めを兼ねたヘッドウェアの装着は完走へのキーポイント。

PROFILE

潮 仁
ランニング&トレイルランニングの専門ショップであるTHE NORTH FACE FLIGHT TOKYOのショップスタッフ。普段はトレイルランがメインだが、世界遺産や観光名所を巡る、週末の小旅行の一手段としてウルトラマラソンに参戦。

RACE HISTORY
2017年 日光ウルトラマラソン100km 完走 / 2015年 UTMF完走

WEARING ITEM

  • ジャケット
    Impulse Racing Jacket インパルス レーシング ジャケット¥12,000+TAXBUY
  • シャツ
    Short Sleeve Hypervent Crew ショートスリーブ ハイパーベント クルー¥5,600+TAXBUY
  • パンツ
    Flyweight Racing Short フライウェイト レーシング ショーツ¥9,500+TAXBUY
  • キャップ
    Swallowtail Visor スワローテイル バイザー¥4,600+TAXBUY
  • バッグ
    TR Zero ティーアール ゼロ¥10,000+TAXBUY
  • シューズ
    Ultra Repulsion Smooth II ウルトラ レプルージョン スムースⅡ¥12,800+TAXBUY
  • C3fit タイツ
    C3fit Inspiration Half Tights C3fit インスピレーション ハーフ タイツ¥9,500+TAXBUY
  • C3fit ソックス
    C3fit Arch Support Short Socks C3fit アーチ サポート ショート ソックス¥1,500+TAXBUY