MEN’S STYLING 03

ULTRA TRAIL for NIGHT

MEN’S STYLING 03 - ULTRA TRAIL for NIGHT

STYLING POINT

「ウルトラトレイルのナイトセクションにおいて、何よりも怖いのは汗冷え。風のない登りパートでは夜間であろうと発汗しますが、ふきっさらしの稜線に移れば一瞬で体温を奪われてしまいます」。そのため軽くて通気性に優れ、一方で保温性を持つアウターは大事な相棒になる。その下に何をレイヤリングするかも重要。「このロングスリーブTシャツは腹部が2層構造になっていて、肌側に水分を保持しない“ポリプロピレン”が用いられています。かいた汗を肌から引き離し、表側の吸汗速乾性の高いポリエステル地へと渡すことで処理します。また、下半身は肌を露出させないようロングタイツを。ヒザや腰、ハムストリングなどをサポートする機能も備わっているので、レース終盤まで筋力を持たせてくれるんです」

バックパック

10Lほどの容量のバックパックだが、バンジーコードやメッシュポケットなどを上手に活用すれば見た目以上のギアを持ち運べる。要所にリフレクター素材が用いられており、ナイトセクションではよく反射してランナーの視認性を高めてくれる。

グローブ

グローブは最重要アイテムのひとつ。指先を思うように動かせなくなると、ジッパーを空けることすらおぼつかなくなるからだ。手がかじかむ自覚症状が出てからでは手遅れになることも。このグローブはウインドストッパー素材で、薄手でも防寒性が高い。

ジャケット

プリマロフトという化学繊維の中綿を用いたジャケットは、ダウンと違って濡れても保温性が落ちにくいので、トレイルレースでの防寒着に向いている。可動部にはストレッチ素材を配し、タイトフィットでもランニングでの動きを妨げない。

キャップ

こちらも薄手のウインドストッパー素材を用いたキャップ。後頭部側はメッシュ素材に切り替えられており、防寒・防風と通気性を無理なく両立させている。頭にフィットするデザインで、ヘッドランプが装着しやすい点もポイント。

PROFILE

山元 駿
THE NORTH FACEの小売店営業を担当。幼少期よりノルディック複合の選手として活動し、日本代表としてワールドカップを転戦した。ソチ五輪落選を機に引退、楽しむスポーツのひとつとしてトレイルランニングに取り組んでいる。

RACE HISTORY
2017年 ハセツネカップ71.5km 完走 / 2016年 峨山道トレイルラン77km 完走 / 2016年UTMF(短縮44km) 完走 / 2015年 STY 完走

WEARING ITEM

  • ジャケット
    White Running Jacket ホワイト ランニング ジャケット¥22,000+TAXBUY
  • シャツ
    Long Sleeve Hybrid Enduro Crew ロングスリーブ ハイブリッド エンデューロ クルー¥7,900+TAXBUY
  • パンツ
    Flyweight Trail Short フライウェイト トレイル ショーツ¥10,500+TAXBUY
  • キャップ
    TR Racing Cap トレイル レーシング キャップ¥4,900+TAXBUY
  • グローブ
    WINDSTOPPER TR Glove ウィンドストッパー TR グローブ¥6,500+TAXBUY
  • バッグ
    Martin Wing 16 マーティン ウィング 16¥15,000+TAXBUY
  • シューズ
    Endurus TR エンデュラス トレイル¥15,000+TAXBUY
  • C3fit タイツ
    C3fit Impact Air Long Tights C3fit インパクト エアー ロング タイツ¥13,500+TAXBUY
  • C3fit ソックス
    C3fit Paper Fiber 5 Finger Quater Socks C3fit ペーパーファイバー 5フィンガー クォーターソックス2,200+TAXBUY