”身体の動きに合わせて
開閉する通気口”
それがVENTRIX™の秘密
VENTRIX™の体温調整機能の秘密は、中綿素材に設けられたスリットにあります。
通常は、このスリットはピタリと閉じていて、体温を外に逃がすことがありません。しかし一旦体を動かすと、体の動きに応じてスリットが引っ張られて開き、余分な暖気や湿気を外に排出します。体を大きく動かす箇所ほどスリットの開きも大きくなり、効果的に体温調節を行なえる合理的な仕組みでもあります。
さらにVENTRIX™は、その構造上ストレッチ性も備えているので、インサレーションウェアにありがちな動きにくさが少なく、軽快な着心地を実現できます。FUTURELIGHT™などの通気素材とも相性がよく、これまでにない着心地のよさや機能性の高さを体感できることでしょう。
FEATURES
通気性を高める
レーザーホール
とくに蒸れが問題となる部分には、裏地に小さなドット状のレーザーホールが開けられています。ここから湿気を外に逃がすことで、VENTRIX™の通気性を最大限に活かし、行動中の快適性を高めるための工夫です。
ストレッチ素材で
さらに動きやすく
SUMMITシリーズやFLIGHTシリーズなど、高い機能性が求められる製品には、非常にストレッチ性の高い表地が採用されています。VENTRIX™が備えているストレッチ性を損なうことのない動きやすさを追求しました。
防水素材FUTURELIGHT™
との組み合わせ
蒸れにくく着心地のよいVENTRIX™は、しなやかで通気性を備える透湿性防水素材FUTURELIGHT™と相性がよく、ふたつを組み合わせることで高いプロテクション性を発揮します。FLベントリックスジャケットなどで採用。
摩擦に強い
ハードフェイスプリント
肩周りと背中下部、肘下の表地には、擦れに強いハードフェイス加工を施しています。バックパックを背負ったときに擦れやすい箇所や、摩耗しやすい腕を保護する仕様。ベントリックスジャケットなどに採用。
VENTRIX for MOUNTAIN
私が山のウェアに求める条件は、まずは体の動きを妨げない着心地の軽さ。次に、体が発する熱を適度に逃がしてくれる透湿性の高さと、それでいて体が冷えない保温性の高さ。このバランスに優れているところが必要と考えています。
VENTRIX™の一番の良さは、なんといっても着心地の軽さだと感じています。軽くてしなやかで、体の動きを妨げることもなく、着ているのを忘れることもあるくらいです。
冬の寒い時期での停滞中はさすがに保温性が不足するのですが、行動中はまさにちょうどいいところに体温を保ってくれます。厳冬期を含めて、冬の行動着としては非常に使い勝手のよいウェアだと感じます。小さくコンパクトになるので、携行性が高いところもよいところだと思います。
中川 伸也 Mountain Guide
FLハイブリッド
ベントリックスフーディ
NY82121
¥47,300（税込）
フードから肩周り、前身頃などに防水透湿素材のFUTURELIGHT™を使用。VENTRIX™の機能に、濡れと風への強さもプラス。アウターとしてもミッドレイヤーとしても使える一着。
モーションキャプチャを使用して、体を動かしたときにウェアがどのように動くかを測定。それにしたがって、中綿のスリットを最も効果的な位置と向きに配置しています（製品によって位置は異なり、それぞれの用途に応じて最適化されています）。
- M
- W
FLベントリックスジャケット
NP62111/NPW62111¥38,500（税込）
アウター全面に防水透湿素材のFUTURELIGHT™を使用したVENTRIX™ジャケット。アウターシェルとしても使える防水性と防風性を備えた、防護性能の高い一着。
- M
- W
※黒のみ11月下旬入荷
ベントリックスシャツ
NY82103/NYW82103¥27,500（税込）
フロントホックでカジュアルに仕立てたユニークなシャツジャケット。肩と背面にはグリッドフリースを配置しており、停滞時の保温性をより向上させています。
- M
- W
ベントリックスジャケット
NY81912/NYW81912¥27,500（税込）
通気性の高いナイロン素材とVENTRIX™を組み合わせた、シリーズの中心的存在となる基本の一着。着心地の軽さ・動きやすさ・蒸れにくさが高いレベルでバランス。汎用性の高さも特徴。
ベントリックスベスト
NY81914¥23,100（税込）
腕を大きく動かすトレイルランニングやアイスクライミングなどで便利なVENTRIX™ベスト。冬の登山で、体を冷やしたくないときのプラスアルファの保温着としても重宝します。
VENTRIX for RUN
トレイルランニングは体を激しく動かすスポーツなので、寒い時期にも大量の汗をかきます。標高差のあるトレイルや稜線では、汗冷えによる急激な体温低下が命取りともなります。寒い時期は荷物が増えるため、軽量化も大事なポイントです。
その点、このVENTRIX™は、肌触りがサラサラとして着用しやすく、化繊のインサレーションウェアとは思えないほど軽くてやわらかいです。中綿の配置も一様ではなく、部分によって変えられているので、岩場や鎖場で腕を大きく動かすようなときでもストレスがありませんでした。
着たまま走ったときの汗抜けもとてもよいという印象です。一方で、保温性もしっかりあります。風が強く、止まっていると確実に体の冷えを感じるような天候下でも着用しましたが、これを一枚着るだけでぐっと暖かく感じました。
まさに秋から春にかけての季節に活躍してくれそうなトレランウェアです。
宮﨑 喜美乃 Trail Runner
ベントリックストレイルフーディ
NY82176¥30,800（税込）
トレイルランニング用に開発されたフーディジャケット。適度な保温性を保ちつつも、汗抜けのよさと動きやすさを追求。とくに発汗量の多い背中部分に通気口を配置しています。
モーションキャプチャを使用して、体を動かしたときにウェアがどのように動くかを測定。それにしたがって、中綿のスリットを最も効果的な位置と向きに配置しています（製品によって位置は異なり、それぞれの用途に応じて最適化されています）。
ベントリックス
トレイルジャケット
NY82177
¥26,400（税込）
主な仕様はベントリックストレイルフーディと同じで、フードを省略して、よりシンプル・コンパクトにしたトレイルランニング用ジャケット。山を軽快に駆け抜けたい人へ。
ベントリックス
トレイルパンツ
NY82178
¥19,800（税込）
わずか130g（Ｌサイズ）。羽のように軽いパンツながら、VENTRIX™を採用することで、寒い日のランニングでも下半身をしっかり保温。激しく動いても蒸れにくい透湿性も併せ持ちます。
VENTRIX for CLIMBING
僕にとっての理想的なクライミングウェアは、快適さと動きやすさが共存していることです。ただし、どちらも100%にはならないと思うので、その折り合いをどこでつけるかが重要です。VENTRIX™は基本的に快適系のウェアなのですが、少しハードなクライミングまで対応できる動きやすさもあり、バランスがいいと感じました。
いちばん気に入っているのは、アプローチからウォーミングアップまで、ずっと着たままでいられるところです。通常は、アプローチで歩いているうちに暑くなって上着を脱ぎ、岩場に着くと寒くなって再び着る、そしてウォーミングアップで登るときには動きにくいので再び脱ぐ。というように、岩場では脱ぎ着を繰り返すことになるのですが、VENTRIX™ならば、この一連の流れをずっと着たままで行なえるのです。
もちろん、本気で登るときはVENTRIX™も脱いで薄着になるのですが、ウォーミングアップ程度ならば着たままでも十分登れます。暖かさのわりに着心地が軽いのもVENTRIX™の特徴かと思います。普通の保温ウェアならこうはいかないですからね。
岩場にいるとなにかと具合がよくて、つい着ている時間が長くなるウェアです。
奥村 優 Climber
- M
- W
ベントリックスアクティブフーディ
NY82182 / NYW82182¥26,400（税込）
リラックスしてラフに着られるようにデザインされたノンジップパーカ。表地はストレッチナイロンで、VENTRIX™の通気性とストレッチ性を損なうことなく軽快に着られます。
モーションキャプチャを使用して、体を動かしたときにウェアがどのように動くかを測定。それにしたがって、中綿のスリットを最も効果的な位置と向きに配置しています（製品によって位置は異なり、それぞれの用途に応じて最適化されています）。
ベントリックス
アクティブパンツ
NY82184
¥22,000（税込）
下からの冷えを防いでくれながらも、動きやすさを阻害しないインサレーションパンツ。ストレッチナイロンとVENTRIX™の組み合わせが、軽快な穿き心地を実現しています。
ベントリックス
アクティブジップアップ
NY82183
¥24,200（税込）
ストレッチナイロンとVENTRIX™を採用することで、非常に動きやすい一方で暖かいジャケット。フードを省略したシンプルなプルオーバースタイルで、軽快に着用できます。
