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        NEUTRALISM – 24

        NEUTRALISM
        NEUTRALISM – 24
        LA在住のNeutralist(ニュートラリスト)ローズが、様々な角度からニュートラルに生きるヒントを紹介するメディア “NEUTRALISM”。
        ココロとカラダがニュートラルであること = いつでも動き出せる”READY”な状態でいるために、自分に合う「ISM=行動、状態」を探っていきます。
        運動や食事、快適で健康的な暮らし方が息づくLAカルチャーも紹介。
        Comfort Food
        “⼼地良い” はカラダから
        桜が街を華やかにしてくれるこの季節。春の到来を感じ始めると、気持ちも何となく明るくなりますよね!忙しい毎日でも、四季を感じた時は少し深く呼吸をしたくなります。季節の中で、何故だか春は優しい感じがする私。この時期は“心地良い”を欲します。居心地の良い家に着心地の良い洋服、それだけで穏やかな気分になれるけど、やっぱり真の“心地良い”はカラダの状態が整っていなければ得られないもの。今回は“心地良い”カラダづくりについて考えます。
        CHAPTER
        01 Comfort Food
        02 Best Medicine
        03 Food for Thoughts
        01
        Comfort Food
        皆さんはComfort Foodという言葉を耳にしたことがありますか?アメリカではよく聞く言葉なのですが、文字通り“心地良くしてくれる食事”という意味。何か懐かしい食べ物だったり、ホッとする食べ物や幸福感を与えてくれる食べ物の事で、Comfort Foodが具体的に何を指すかは人それぞれ違います。アメリカだと、子供の時に食べるMac’n Cheese(マカロニ&チーズ)だったり、風邪を引くと母親が作ってくれるチキンスープだったり。私の場合は、おにぎり!大好きなダークチョコレートやアーモンドも私のComfort Foodです。
        “心地良くしてくれる食事”と聞くと先ず「カラダに良い食事」、例えばサラダだったり一般的に“健康食”と言われる食べ物を連想するかもしれません。ですが、“Comfort”とは“幸福感”。その食事をいただくと、自分はホッとできて幸せな気持ちになれる。それがComfort Foodなのです。
        NEUTRALISM – 24
        LAにあるベジタリアンレストラン“Butcher’s Daughter”のヴィーガンバーガーは、「ガツンと食べたい!」と思った時の定番!完全植物性だけど、味も触感も満足度も普通のバーガーに全く劣らず、むしろ普通のバーガーより美味しい!気持ちよく自分を満たす、Comfort Foodはカラダもココロも満腹にしてくれます。
        Comfort Foodは故郷の味だったり。日本で言う“お袋の味”が多くの人にとってのComfort Food。お母さんが愛情を込めて作ってくれた食事の味は、いつになっても私達のカラダもココロも満たしてくれるのでしょうね。もちろん人によって違うから、小さい頃に大好きだったスナックだって立派なComfort Food!正解も不正解も無い、自分だけの幸福の味。“カラダに良い”を考えすぎて無理をしたり、満足感を得られずにストレスを感じる食事では、“心地良い”カラダどころかストレスが溜まる一方。ホッとできてココロも穏やかになる食事こそが、“心地良い”カラダの基盤な様に思います。
        NEUTRALISM – 24
        私のお決まりスイーツはデーツ。甘いものも気持ち良く!クルミを挟むとボリューム感も増して最高に美味です。ピーナッツバターを挟んで冷凍庫に入れればアイスみたい!
        NEUTRALISM – 24
        飲み物も“心地良い”カラダには不可欠。体調に合わせて色々なハーブティーをエンジョイしています。
        02
        Best Medicine
        とは言え、Comfort Food以外にもカラダのメカニズムを最適化してくれる食事を取り入れていく心掛けはとっても重要。人間は常に身体のPHバランスを弱アルカリ性に保とうとしています。それは身体のPHバランスが酸性だと老化を始め様々な支障が起きるため。現代の食生活には加工物・ケチャップやマヨネーズなどの調味料、白米やバターたっぷりのパン、炭酸飲料やお酒などなど、身体を酸性にしてしまうものが沢山!出来るだけアルカリ性な食べ物を取り入れる様に気を付けたいですよね。
        幸い、アルカリ性よりの食事を心がけるのは極めて簡単!野菜や海藻、雑穀・豆類、フルーツなど、加工されていないもの、動物性では無いものは殆どアルカリ性なのです。お水を沢山飲んで、雑穀米とお味噌汁に野菜中心の食事、デザートに好きなフルーツをいただけば100点満点!
        NEUTRALISM – 24
        ココナッツは腸活に最適。そのままいただいても美味しく、もちろんアルカリ性。私の大好きなスーパーフードです!
        NEUTRALISM – 24
        毎日お水に葉緑体(クロロフィル)を入れて飲んでいます。抗酸化作用とデトックス効果抜群!
        幸せホルモンとして知られるセロトニンは、私達の幸福感を司る重要な脳内物質の1つ。このセロトニンの殆どは腸内で作られるため、食事で腸内環境を整える事は、幸せを感じられる“心地良い”カラダには不可欠。日本食では定番の納豆やお味噌、お漬物などの発酵食品は腸活の優等生です!
        ストレス、疲労、不安感、不眠などなど現代人に多いカラダの不調を改善していく一番の特効薬は、ごくごく身近な食材たち。流行りのスーパーフードに挑戦しなくても、皆さんの冷蔵庫には沢山のスーパーフードが既に用意されているのでは?
        03
        Food for Thoughts
        エンドルフィンも、幸福感と関連性の高い脳内物質。痛みやストレスと戦うために私達のカラダに備わっている物質なのですが、このエンドルフィンは自己肯定感や精神安定のために大切な物質です。セロトニンとセットで私達の“心地良い”をブーストしてくれる強い味方!
        皆さんも聞いた事のある“Runners’ High(ランナーズハイ)”。ランニングで感じる高揚感もエンドルフィンの仕業なのです。ランニングは勿論、エクササイズ全般で数値を高められるエンドルフィン。実はもっと簡単に高める方法が。それは笑顔!笑顔でいると、脳は「あっ、今ハッピーなんだ!」と判断して幸せ物質を脳内で生成するそう。笑顔をつくるだけで、私達の脳はセロトニン、エンドルフィン、そしてもう1つの幸せ物質ドーパミンまで放出してくれるらしいのです。
        美味しいComfort Foodに、カラダが喜ぶアルカリ性の食事、そして笑顔!ハッピーな事をするだけで“心地良い”カラダになれてしまうという、嬉しすぎるWin Win情報ですよね!皆さんも、この春は笑顔で美味しく、カラダの中から真の“心地良い”を手に入れてみませんか?
        NEUTRALISM – 24
        Reporter : ROSE
        LA在住のNeutralist(ニュートラリスト)。運動、食、遊び、ファッション、日々の生活を通して自身が「心地よい状態」でいられる事を目指しています。
        ヨガインストラクター World Yoga Alliance YTT200認定。Yinヨガ認定インストラクター。
        Reporter : ROSE
        Photos by: SSNRS