雨も、寒さも、これ一枚で。 2026.7.3
( Vol.13 )
ゴールドウインのスタッフがお届けするアイテム連載。
今回は4月開催された、トレイルランニングレース
Mt. FUJI 100を完走した、2名が登場。
過酷なレースをともにした、偏愛アイテムを紹介します!
Scroll
小学校から大学まで野球に打ち込んできた、根っからのスポーツ好き。大学時代には登山にも親しみ、アウトドアスポーツの魅力に引き込まれていく。ゴールドウインに入社後はトレイルランニングと出会い、競技を始めてから2年半ほどながら、年間約10レースに出走するほどに。今年4月にはMt.FUJI 100(100マイル)を完走し、さらに1週間後には別の100km超レースに出走するというアクティブぶり。走り込みで鍛え上げられた足の筋肉には定評がある。
THE NORTH FACE+ キャナルシティ博多 リニューアル工事のお知らせ
THE NORTH FACE+ キャナルシティ博多はリニューアル工事のため、一時休業とさせていただいております。期間中はキャナルシティ内に、臨時店舗をオープン予定です。併せて、近隣店舗および、Goldwin Online Storeもご利用ください。
期間:2026年6月29日(月)~ 2026年秋頃 リニューアルオープン予定
臨時店舗: 詳細については、店舗 Instagramにてご案内いたします。
近隣店舗: THE NORTH FACE 福岡
Q. トレイルランニングを始めたきっかけを教えてください。
大学時代に登山が好きになり、そこからトレイルランニングへという流れでした。もともと野球で走り込みをしていたので、走ること自体は得意だったんです。本格的にのめり込むようになったのは、Mt.FUJI 100にボランティアスタッフとして携わらせていただいたことがきっかけで。こういうレースがあるんだと興味が湧き、各地のレースに参加するようになりました。
Q. 野球とトレイルランニング、競技としての違いや共通点はありますか。
違う点で言うと、野球のように勝敗を競うスポーツでは、精度や安定したパフォーマンスが求められます。一方でトレイルランニングは自然というフィールドの中で、毎回環境も景色も違っていて再現性がありません。それでも共通しているのは、自分自身とどう向き合うかという部分。野球で学んだその姿勢が、トレイルランニングにもつながっていると感じています。
Q. Mt.FUJI 100にエントリーを決めた時のことを教えてください。
ずっと前から目標としてきたレースで、そのために去年から練習を重ねたり、いろんな大会に出たりしてきました。出走募集をずっと待ち望んでいたので、意気込んでエントリーしました。
Q. レース中で印象に残っているシーンはありますか。
まず、スタートラインに立った時の興奮は今でも忘れられません。今回のレースでは、会社の同期がサポーターとして各エイド(休憩地点)に先回りして、毎回声掛けをしてくれたことが本当に心強かったです。走っているのは自分ひとりですが、誰かのために走りたいという気持ちや、これだけ支えてもらっているから絶対に完走したいという気持ちになれたのは初めてでした。それに、ボランティアのみなさんや沿道から声援を送ってくれた方々の存在も、大きな力になりました。
Q. 走り終えて、日常の中で変わったことはありますか。
普段からお店では、自分が経験したからこそ伝えられる接客を心がけています。トレイルランニングの楽しさはもちろん、アウトドアには危険が伴う場面もあるので、レイヤリングや体温調節などのリスクマネジメントも提案していきたいと思っています。
Q. 今後の目標を教えてください。
もともと海外のレースにも興味があったのですが、Mt.FUJI 100では海外からの選手もいて、世界中にこの競技をしている人たちがたくさんいるのだと改めて感じました。自分がどこまで挑戦していけるか、その限界を追い求めていきたいという気持ちが強くなりました。今回のレースでは富士山の景色をさまざまな角度から眺められましたが、次はまだ見ぬ海外の景色を見ながら走ってみたいです。
Q. レースをともにした、偏愛アイテムを教えてください。
GORE-TEX C-Knit Backerを採用した、GTX トレイルエンデュランスジャケットです。
Q. お気に入りのポイントを教えてください。
とても薄くて軽いのに、耐久性が高く、どんな天候でも安心して使えるところです。それに加えて、トレイルランニングパックを背負ったままでも、上から着られるカバーオール仕様も気に入っています。しっかりとした耐水性と防風性を兼ね備えているので、雨が降ってきたときだけでなく、夜間の冷え込む時間や、出走前やエイドで立ち止まっている時にも活躍しました。
Q. レースで使って気づいたポイントはありますか。
ジャケットを着るたびにパックを下ろして背負い直すのはレース中に結構手間に感じるのですが、これはパックを背負ったまま、ポンチョのように上から被ることができてスムーズでした。両脇のファスナーは開くと、ちょうどパックの前面ポケットの位置になっていて、フラスク(ボトル)をさっと取り出すことができて、とても便利でした。雨や寒さ対策をしながら、水分やエネルギーの補給もできるのはとてもいいなと感じました。
Q. 今まで使ってきた、他のジャケットとはどう違いますか。
FUTURELIGHTのトレイルピークジャケットも愛用してきました。こちらは、気温が上がる昼間に行動する通常の登山で、蒸れにくくて快適です。でも、今回のように夜通し行動して、天気や気温が大きく変わるレースでは、GORE-TEXの方が合っているように感じました。よりトレイルランニングに特化しているので、先ほどもお話ししたように、パックを背負ったまま羽織れ、前ポケットにもすぐアクセスできる仕掛けが魅力だと思っています。
軽さと収納力、両方を妥協しない
後半まで、足を運んでくれる一足
足さばきも、荷物も軽く
フランスで開催される世界最大級のレース「UTMB」本戦を目指し、まずは出場資格を得るためのワールドシリーズに挑戦していきたい!
アウトドア好きの両親のもと、幼少期から毎年キャンプやスキーに親しむ。体を動かすことが得意で、小学5年から高校卒業まではバレーボールに熱中。21歳でカナダ・バンクーバーへワーキングホリデーに赴くが、到着直後にコロナ禍によるロックダウンを経験。その後、制限解除を待ちわびて訪れたロッキー山脈「エメラルドレイク」の雄大な美しさに心を奪われる。帰国後、スポーツと自然が好きな自分にぴったりだと感じて、THE NORTH FACEショップスタッフに。入社後はトレイルランニングにはまり、今年のMt. FUJI 100(100マイル)を完走。
Q. トレイルランニングを始めたきっかけを教えてください。
先輩スタッフに誘われ、青梅で開催された15kmのレースに出場したのが始まりです。実は私の父もトレイルランナーで、そのことを話したら「じゃあ、やってみようよ」と声をかけてもらって。走ること自体は嫌いじゃなかったのですが、それまでトレイルランニングはおろか、本格的な登山もすら未経験。まさにいきなりレースデビューという波乱のスタートでした(笑)。
Q. はじめてみてどうでしたか?
当時は15kmという距離が果てしなく長く思え、走っている最中は本当にきつかったです。でも、ゴールした時の達成感と、大会の雰囲気が良かったのを覚えています。それからレースに出るうちに、山の中を走りながらいろいろ考えて、自分と向き合える感じが好きになって、どんどんはまっていきました。
Q. ロードではなく、トレイルにはまった理由はありますか?
根が負けず嫌いなので、ロードレースだとどうしてもタイムを意識しすぎたり、周囲のペースに惑わされたりすることに息苦しさを感じてしまって。その点、山の中では自分のペースを保てるし、気持ちいいところは思いっきり飛ばして走れる。その自由さが自分には合っていたんだと思います。
Q. Mt. FUJI 100にエントリーを決めた時のことを教えてください。
実は、直前までかなり葛藤していました。100マイルを走り切る、心の準備が自分の中でまだできていなくて。ただ、振り返れば過去に挑戦した50kmや100kmのレースも、いつも不安を抱えながら勢いで飛び込んできたんですよね。今回も挑戦しなかった自分を後悔すると思い、最後は勢いでエントリーしました。
Q. レース中で特に印象に残っているシーンはありますか。
私は下り坂をテンポよく攻める走りが大好きなのですが、60km地点あたりで左膝に激痛が走り、楽しく走れなくなってしまったのが辛かったです。得意なはずの下りで後ろからどんどん抜かれながら、泣きながら歩いていました。
Q. 反対に、嬉しいシーンはありましたか。
ゴールの手前に一緒にレースに出場した店長が待っていてくれて、その先のフィニッシュゲートには、たくさんの仲間が来ていて、それがもう本当に嬉しくて。疲れも眠さも、吹き飛んだ瞬間でした。
Q. レースをともにしたのが、このシューズですね。
そうです。今回のMt. FUJI 100だけでなく、ここ2年ほど出場した長距離レースはほとんどこのシューズで走っています。少しすり減ってきて、そろそろ限界かなとは思っているんですが、それでもずっと手放せずにいます。
Q. どういったところが偏愛ポイントですか。
一番は、足のトラブルが起きないこと。長距離レースでは爪がダメになったり、マメや擦れで足裏がボロボロになったりする選手が多いのですが、このシューズで走っていて一度もそういったことがなくて。その実績だけで、私にとって信頼を置ける最高の相棒です。
Q. シューズ選びのポイントがあれば、教えてください。
私がシューズ選びで重視するのは「クッション性」と「グリップ力」です。カーボンプレート搭載の硬質な高反発シューズはスピードを出せる反面、私の走力では推進力が強すぎて、後半に足への大きなダメージとして跳ね返ってきてしまうことがありました。一方、このエンデュリスはクッション性に富んだしなやかなプレート(3D TPUプレート)を採用しているため、レース後半でも足が疲れにくく、起伏の激しいロングコースでも終始安定して踏み込めます。マイペースに走るのが好きな自分には、こういうシューズが合っていると思っています。
Q. グリップ性についてはどうですか。
下り坂を風を切るように走る感じが好きなんですが、他のシューズだと滑ってしまうような場面でも、しっかりとグリップが効いて、安心して走ることができています。レースに出るたびに、すごいなと実感しています。
Q. 今まで、他にもトレイルランニングシューズを試してきましたか?
高反発なカーボンプレートが入ったシューズも試したことがあって、登りが多いレースでは良いと思いました。トレイルランニングのシューズ選びは人によって好みがわかれるので、自分に合うものを見つけてみてください。
へアバントにも、汗拭きにも。
毎日履いてる、心地よさ
いざという時に、すぐ着られる。
今後は旅行を兼ねて海外レースにも挑戦してみたい!今年はエントリーできなかったのですが、韓国・済州島レースへの出場を狙っています。
Latest Article
© Goldwin Inc.