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        Goldwinより新たに、未来への探求のためのプラットフォーム「Goldwin 0」を発表。

        Goldwinは、3月18日 Rakuten Fashion Week TOKYO 2022 A/Wにて、実験的かつテクニカルなプラットフォーム「Goldwin 0」を発表致しました。この新しいプロジェクトは、カテゴリーやレーベル、国境を越えて存在する、メンズとウィメンズの機能的な衣服で構成されています。カプセルコレクションやコラボレーションではなく、自然・科学・技術に根ざした最高の品質と時代を超えた美しさを追求し続けます。

        ジュリア・ロドヴィッチとジャン=リュック・アンブリッジがデザインし、日本のGoldwinチームとロンドンのデザインスタジオOK-RMが密接に協力して作り上げたGoldwin 0は、見えない脅威によって分断された世界に対応し、世界と再びつながる必要性を私たちに呼びかけています。衣服は雨風から身を守り、快適さを提供するべきものであることを理解したこのプロジェクトは、伝統的な技術を尊重しながら、技術革新によって衣服の限界を押し広げています。

        ブランドの伝統であるスキーと、ゲレンデに適応する衣服の必要性をルーツとした、雪と自らの身体状態を直接感じられるバランス感覚を持ちながら自然や広い世界とのつながりを意識した没入感を味わえる衣服となっています。

        色彩、シルエット、織物のディテールは、我々の住む世界からヒントを得ています。中綿入りベストは蝶の羽から、パッカブルパーカは葉脈からヒントを得ています。デザイナー2人はニット工場であったというGoldwinのヘリテージからインスピレーションを得て、品質と快適さを念頭に置きつつ、保湿性や保温性、消臭性を自然に調節する機能をもつ繊維であるウールのスキーセーターをスキーのゲレンデでも街中でも着用できるアイテムに仕上げました。多くのニットウェアは、日本発の環境に配慮しつつ革新的な技術を用いた世界初の縫い目のないニットウェア、WHOLEGARMENT (ホールガーメント)で作られており、必要な量の糸分のみを無駄を出すことなく使用することを実現しています。

        Goldwin 0の核の1つとなるのはサステナビリティです。このプロジェクトでは、羊に負担をかけないノンミュールジングウール、リサイクルナイロンやリサイクルポリエステル、海洋リサイクル綿など、環境への負担が少ない素材を慎重に選んでいます。またこのプロジェクトでは、Brewed Protein™を含むSpiber社の新素材をシェルジャケット、デニム、ニットウェアに使用しています。環境への負担をできる限り最小限にすることからスタートするこのプロジェクトは、今後、ゼロウェイストを目指していきます。すべての製品を日本で生産することで、生産時の二酸化炭素排出量を削減するよう配慮。また、すべての布帛製品は富山の本社工場で修理が可能となり、このサービスは全世界で提供される予定です。

        OK-RM(オリー・ナイト、ローリー・マクグラス)は、Goldwin 0の実験性を進化させ続けていく役目を担っています。

        「無限の線上の一点には、始まりも終わりもありません。その点はただ自身の存在と軌跡を表します。しかし、線の上にさらに別の点が加わっていけば、ある種の可能性が見えてきます。新しい表現が生まれるたびに、集団のバランスとその進行方向が変わっていくのです。共同体となった点の集まりは、互いに、そして線の無限の広がりとの関係において、自らを定義し、永続的に生まれ続けるのです。これが、私たちがGoldwin 0を“0から1への絶え間ない変遷”と表現する意味です」
        この精神に基づき、Goldwin 0チームからデザイナー2人はこのように話します:

        「Goldwin 0とは、買う量を減らし、より良いもの買うこと、つまり気候変動に対して責任を取る姿勢です。私たちは、長持ちする機能的な製品を求めています。衣服のライフサイクルが終わったときにリサイクルすることは、その衣服を作るために使われた資源に対する敬意を意味します。それは最終的に、地球とその生態系、仲間、そしてあらゆる生命とより調和した生活へと繋がります。私たちはこの使命をGoldwin 0で真剣に受け止めています。」- 共同デザイナー ジュリア・ロドヴィッチ

        「今日の消費者は、自分たちが購入する製品が社会経済や環境に与える影響について、より広く関心を持つようになっています。私が関わる人々の大半は、意識的で環境にやさしいデザインに注目しています。Goldwin 0を通して、人々は衣服の開発を親密に見守ることができます。それは、市場においてより強く期待されはじめていることだと思います」― 共同デザイナー ジャン=リュック・アンブリッジ

        「今回のプロジェクトでは、テクニカルウェアがいかに機能的でありながら、同時にエモーショナルなものでありうるのかを確認したいのです。それを実現するためには、アートとサイエンスの美しい融合、そして自然界とのつながりを見出すことが必要だと考えています。今この瞬間、 私たちにとって“ハーモナイゼーション(調和)”が必要不可欠です。他者とアイデアを共有し、自然と調和・共存し、私たちの住む環境を理解する。Goldwin 0プロジェクトは、自分の栄光のためではなく、互いに喜びを分かち合い、調和がもたらす明るい未来を創造するためにあると強く信じています。」― Goldwin グローバル クリエイティブディレクター 元田太郎

        Goldwin 0は、「Enquiry No.1: Finding Form」というタイトルのフィルムで紹介されます。このフィルムは、Goldwin 0のほんの一部であり、Goldwin 0という旅を説明する最初の取り組みとなります。

        監督・クリエイティブディレクション:OK-RM(オリー・ナイト、ローリー・マクグラス)
        スタイリング:ジュリア・ロドヴィッチ、ジャン-リュック・アンブリッジ
        詩:リラ・マツモト
        音楽:マンスール・ブラウン
        編集者 ジェームズ・リトルモア

        Goldwin 0 WEBSITE
        www.goldwin.co.jp/goldwin/0/

        Goldwin instagram
        @goldwin_0
        @goldwin_official

        問い合わせ先
        Goldwin - 西川龍児 / Ryuji Nishikawa
        ry-nishikawa@goldwin.co.jp