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        Conversation macpac friends

        「わたしたちが運んでいるものは」

        2023年12月1日(金)

        Conversation macpac friends
        わたしたちが運んでいるものは

        Sophie Kato 加藤ソフィー
        長野県白馬村在住 (カフェ経営/白馬村会議員)
        お母さんがフランス人で、お父さんは日本人です。生まれたのはフランスですが、お父さんが白馬でペンションをやっていたので、小学校から中学までを、ここ白馬村で過ごしました。

        白馬村は長野県の北部に位置する人口9千人弱のちいさな村です。ウィンタースポーツが盛んなエリアとして知られ、冬には大勢のスキー客が、世界中から集まってきます。標高3千メートルの山々が間近に迫る、自然のパワーが感じられるところでもあります。

        高校を卒業してからは東京でファッションを学んだり、オーストラリアで語学留学をしたり、いろんな経験をして、22歳のときに再び白馬に戻ってきました。
        白馬に戻ってきたのは、留学時代にニュージーランドで豊かな自然に触れたことがきっかけです。自然のなかでリラックスしているときに、ふと自分が生まれ育った土地にも同じように豊かな自然があることを思い出し、自然環境に負荷をかけない暮らしを、自分の故郷の白馬で実践してみたいと考えたんです。

        白馬に戻ってからは、冬はスキー場でアルバイト、夏は高原野菜の収穫の仕事などをしながら、自分でも知り合いの畑を借りて野菜づくりをはじめました。
        海外でベジタリアンの友達と話をしたり、フランスでWWOOF(有機農業研修)体験をしたりするなかで食に対する興味が高まり、自分で食べる野菜を自分の手でつくってみたい、大きなシステムに頼り過ぎない暮らしの仕組みをつくってみたいと考えるようになったのです。

        2018年からは地元の有機農家を集めて定期開催している〈白馬オーガニックマーケット〉の運営に携わるようになり、翌年には自分でオーガニック・カフェのお店もはじめました。店名は《自然派喫茶Sol》。Solとは太陽のことで、「人と自然がつながる社会を明るく照らせる存在になりたい」という想いを込めて、そう名付けました。
        マーケットやカフェで扱う食材も、近隣の村や町の畑で収穫されたオーガニックの野菜が中心です。

        2年前から白馬村議会の議員としての活動も始めました。選挙時の公約として掲げた「有機農業の推進」や「有機給食の導入」を実現するために、さまざまな活動に取り組んでいます。

        白馬村の議員数は12人。イベント、行事などへの参加、報告会や定例会など活動は多岐にわたり慌ただしい日々も多いけれど、白馬村に暮らす人々の生活の質をより良くしていくための活動に「やりがい」を感じています。

        普段の荷物は少ないほうで、子供が生まれるまでは小さなポーチにお財布と携帯電話、口紅くらい。それが、今年の春に娘が生まれてからは急に荷物が増え、このサイズ(トートバッグほど)になりました。持ち運ぶものは、おむつ、着替え、タオル、ちょっと寒いときに使う「おくるみ」などの布物が増えました。大きめの荷物もさっと取り出せるmacpacのトートバッグは使い勝手がよく、頑丈な生地も安心感があって良いですね。子供が歩きだしたら両手が空くリュックが活躍してくれる気がします。

        〈自然派喫茶 Sol〉
        白馬五竜エスカルプラザ1F
        http://solorganicfood.com/

        【今回使用しているアイテム】
        Tui ツイ (color :DK)MM72350
        Amuri アムリ (color:TS)MM81952
        Trek Wallet トレックワレット (Color:ZF)MM81812

        Text : Toshimitsu Aono
        Photo : Moe Kurita


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        「わたしたちが運んでいるものは」

        Vol.2 Yoshito Kato 加藤貴人 / 長野県白馬村在住 (カフェ勤務/マッサージ師)

        2024年1月5日(金)

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